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映画『メンインブラック3(MIB3)』評価は?感想ネタバレあらすじ/KとJの因縁とは?真のヒーローが明らかに

映画 メンインブラック3(MIB3)
タイトル/邦題 メン・イン・ブラック3(MIB3)
日本公開 2012.5.25 [予告↓]上映時間 105分
映倫区分日本 G(年齢制限なし)USA PG-13
製作国アメリカ
原題/英題Men in Black III
映画監督バリー・ソネンフェルド [キャスト↓]
配給/製作(C)東宝東和、コロンビア(USA)/アンブリン・エンターテインメント、Hemisphere Media Capital、P+M Media Image Nation
シリーズ/関連メンインブラックシリーズ
日本興行収入31.3億円
世界興行収入6.2億US$(約686億円)
製作費2.25億US$(約247.5億円)
参考Wiki世界興行収入
平均評価★★★★★70私の評価★★★★★67
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映画『メン・イン・ブラック3(MIB3)』概要とあらすじ(ネタバレなし)

メンインブラック・シリーズ3作目。月面刑務所から脱獄したボリスは、逮捕したKに復讐します。Jはその阻止と地球を守るため、ある場所へ行き、予知能力を持つグリフィンや思いがけぬ人に会い…。Jの時計の秘密?身代わり犠牲者の正体?(ネタバレあらすじ↓)

『メン・イン・ブラック3(MIB3)』予告動画

キャラクター(キャスト/出演者。日本語吹き替え声優)

J(ウィル・スミス。日本語吹替声優ソフト版:江原正士)
Kにスカウトされ今ではMIBエリート捜査官。大切な時計を持ってる
K(トミー・リー・ジョーンズ。谷口節)
ベテランMIBエージェント。脱獄したボリスとは因縁がある
ヤングK(ジョシュ・ブローリン。谷口節)
若かりし頃のK
O(エマ・トンプソン。高島雅羅)
Zの後継者のニューヨーク本部のボス
ボリス・ジ・アニマル(ジェマイン・クレメント。中田譲治)
極悪なボグロダイト星人。過去にKに逮捕されたことを恨んでる
グリフィン(マイケル・スタールバーグ。三ツ矢雄二)
予知能力を持つエイリアン。ボリスと因縁がありそう
エドワーズ大佐(マイク・コルター。江川央生)
ケープ・カナベラルのケネディ宇宙センターで、打ち上げの警備を担当する軍人

『メン・イン・ブラック3(MIB3)』ネタバレあらすじ

この先はネタバレありのあらすじです。続編前作や関連映画は、メンインブラックシリーズ一覧も参考にしてください。

月面ルナマックス銀河系刑務所を、ボグロダイト星人ボリスが脱獄し、片腕を失った原因のKを消すためにタイムマシンを求めて電気店へ向かいます。その頃、秘密組織メンインブラック(MIB)のJ(ウィル・スミス)はKと中華店に来てます。

Kを救うためJはタイムジャンプ?(ネタバレあらすじ)

エイリアンの通報現場で、K(トミー・リー・ジョーンズ)は宿敵ボリスの脱獄を知ります。突然2人は襲われ、ボリスは「Kはもう死んでいる」と言い残します。JはMIB本部で調べるが、ボスO(エマ・トンプソン)に機密情報と言われます。

Jは、1969年7月16日にKがフロリダ州ケープ・カナベラルでボリスを逮捕した事、地球を守る兵器アークネットを作動させた事だけ知ります。翌日JはMIBの誰もKを覚えてないと気づき、過去でKを殺害したボリスを追ってタイムトラベルします。

JはヤングKと会い少しづつ信用されます。「The Factory」との情報を得て、アンディ・ウォーホルことMIBエージェントWのスタジオへ行きます。予知能力あるグリフィン(マイケル・スタールバーグ)に出会うが、ボリスの襲撃にあいます。

Kと地球を救う鍵はグリフィンの予知?(ネタバレあらすじ)

パイ食べてひらめいたJとKは、NYメッツのシェイスタジアムでグリフィンと再会します。グリフィンの惑星はボグロダイトに滅ぼされたので、地球も二の舞にならぬよう6時間後発射のアポロ11号に付けろと防衛兵器アークネットを渡されます。

フロリダのケープ・カナベラルのケネディ宇宙センターで、不審者としてエドワーズ大佐に捕まるが、グリフィンの予知を見せられた大佐は解放します。ロケット発射台で、Jはタイムマシンを使い、未来のボリスを落とします。

Kも苦戦の末、この時代のボリスの片腕を撃ちくだき、アークネットをロケットに取り付けます。ロケットが発射すると未来のボリスはブースターで焼かれ、宇宙空間でアークネットが作動して地球の防衛網が完成します。

Kの身代わりは誰が?その正体とは?(ネタバレあらすじ)

Kをたたえるエドワーズ大佐は、この時代のボリスが撃ってきた時、Kの身代わりになります。Kはボリスを逮捕せず今度こそ撃ち抜きます。そこへ大佐の幼い息子ジェームズが現れ、打上時刻を示す時計をKに見せて父の居場所を尋ねます。

Kは少年ジェームズにニューラライザーして「君のパパは英雄だ」と教え一緒に歩きます。少年ジェームズこそJの子ども時代で、死んだ大佐は父親です。現代に戻ったJは、Kがパイを食べてるのを見つけ、時計を見せて喜び一緒に店を出ます。

横でグリフィンが「地球の新たな夜明けだ。Kがチップを置き忘れなければね」と言い、小惑星が地球へ接近してきます。Kがチップを置きに戻ると、小惑星は人工衛星に衝突して粉々になり地球は救われます。

ネタバレ感想『メンインブラック3(MIB3)』考察・評価レビュー

この先はネタバレありの感想/考察です。続編前作や関連映画は、メンインブラックシリーズ一覧も参考にしてください。映画 メン・イン・ブラック3(MIB3)

★★★★★ 67点/100(60が平均)

監督・キャスト・カメオ出演など

バリー・ソネンフェルドは、メンインブラックシリーズ3作目までの監督を務め、4作目『メンインブラック インターナショナル』では製作総指揮を務めています。全4作とも、スティーヴン・スピルバーグがプロデューサー(製作総指揮)として関わっています。

J役のウィル・スミス、K役のトミー・リー・ジョーンズは『メンインブラック2』から引き続き出演です。他に続投はなくパグ犬フランクことエージェントFも、Jの部屋に写真が飾られてるのみです。

ニューヨーク支部局長のZの代わりに、エージェントOとしてエマ・トンプソンが登場します。若かりし頃のヤングK役はジョシュ・ブローリンが、ボリス・ジ・アニマル役はジェマイン・クレメントが好演しています。

予知能力を持つ宇宙人グリフィンを魅力的に演じたのは、現在も『メッセージ』『シェイプオブウォーター』など様々な作品で名脇役を演じるマイケル・スタールバーグです。

前作はマイケル・ジャクソンのカメオ出演が話題でしたが、本作『メン・イン・ブラック3』でも、レディー・ガガ、ジャスティン・ビーバー、ティム・バートンなどがカメオ出演しています。

(2019/6追記)パグ犬フランク/Fは『メンインブラック4 インターナショナル』に登場したので、生きてることは確認できました(笑)Oのエマ・トンプソンも引き続き登場します。

バディムービーは健在?グリフィンの存在感

メンインブラックシリーズ2作目までは、ウィル・スミスとトミー・リー・ジョーンズのバディ・ムービーぶりが面白かったです。本作『メン・イン・ブラック3』でも2人は登場するので、掛け合いはあいかわらず楽しめます。

しかし中盤から終盤にかけては、トミー・リー・ジョーンズではなく、ヤングKを演じるジョシュ・ブローリンがウィル・スミスの相棒になります。ヤングKのキャラは若いからか、ややJ寄りなのでバディでの楽しさは減速します。

それを補うように、予知能力エイリアンのグリフィン(マイケル・スタールバーグ)が存在感を発揮してかなり魅力的です。Jとの会話も、オタクっぽく煙に巻いたような話しぶりだけど、実は達観者であるギャップが面白いです。

Kが消えた真相とその身代わりの正体とは?

現在からKが消えた真相は、ボリスがタイムマシンで過去へ行き、Kを殺害したからです。タイムトラベルの定義は映画によっていろいろですが、MIBの場合は「過去改変すると、最小範囲で未来も変わる」ようで世界線は分岐しないようです。

つまり、過去でKが殺害されると、Kだけが存在しないことになり、KにMIBにスカウトされたはずのJはMIB捜査官のままです。Kに逮捕されたり殺害されたであろうエイリアンも、他の捜査官が対処したことになってるのでしょう。

最大の疑問点は「なぜJだけがKのことを覚えているのか」です。明確な説明はなかったけど、Kが消える直前まで電話してたJだけが時空断裂に巻き込まれたのは確かです。Oは「チョコレートミルクを欲するのは時空断裂のせい」と教えてます。

タイムジャンプで1969年のアポロ11号打ち上げ現場に行ったJは、グリフィンから「Kが死なない場合、他の誰かが犠牲になる」と言われ、自分のことだと思います。しかしKの身代わりでボリスに撃たれたのは、黒人のエドワーズ大佐です。

エドワーズ大佐には、アポロ11号の打ち上げを楽しみにして、父から時計を預かっていた息子ジェームズがいました。ジェームズは「父は英雄だった」という記憶と時計を大切に成長し、KにMIBへスカウトされ現在のJとなります。

ちなみにボリスがタイムジャンプマシンを奪いに行ったのは、ジェフリー・プライスの電気店です。その父オバダイア・プライスこそタイムマシンの発明者であり、そのせいで月面ルナマックス刑務所に収容され、ボリスと知り合ったようです。

過去の方がMIBガジェットや車が充実?

『メン・イン・ブラック3』は過去の話がメインなのに、現代シーンでも見ないようなMIBガジェットが充実しています。その理由は、その後不具合が発覚して不採用になったからだそうです。

その代表ガジェットが、MIB本部からフロリダのケープ・カナベラルまで飛んで行くのに使用した「ジェットパック」です。ロケットを背負うような形状で高速飛行移動ができるけど、未来では使われてないので安全ではないのでしょう。

ボリスを追う時に乗った「モノサイクル(ジャイロサイクル)」という円形の一輪バイクも高速移動できるけど、未来では飛行可能な車が実現するので不要となったのでしょうか。

MIBガジェットではないけど、Jが過去に行ってすぐ盗んだ緑のクラシックカー「キャデラック」や、ヤングKと共に乗った「フォード ギャラクシー500」や、現在のJとKが乗る「フォード トーラス SHO」等もカーファン心をくすぶります。

緑のキャデラックは、2019年公開の『グリーンブック』でも存在感ありました。

ラストの小惑星の意味は?

ラストシーンで、Jが復活したKとダイナーで再会しますが、その横の予知能力エイリアンのグリフィンが「Kがチップを置けば地球の未来は開ける」と言います。その時、地球には小惑星(隕石)がぶつかろうとしています。

しかし、Kが思い出したようにチップを置きに戻ると、小惑星はたまたま通りかかった人工衛星に衝突して粉々になり、破片は大気圏で焼けるでしょうから地球は救われます。これは「バタフライ・エフェクト」だと思われます。

バタフライ・エフェクトとは「中国で一匹の蝶(バタフライ)が羽ばたけば、アメリカでハリケーンが起こる」というカオス理論の一部です。非常に小さな事象さえも、その後多くの物事に影響を与え、やがて気象さえ左右するという理論です。

Kがチップを置きに戻ったことで、最終的には小惑星(隕石)の勢いが弱まったか、地球の自転か公転の速度がわずかに変わったかで、地球に隕石が衝突せずにすんだのです。

このシーンには深い意味はないけど『メンインブラック1』のビー玉、『メンインブラック2』のロッカーに通ずる「我々にはまだまだ知らないことがある」シリーズだと思われます。

『メン・イン・ブラック3』総括と続編とシリーズ化

2作目までのバディムービー感は減速したけど、タイムトラベルした先で犠牲になった大佐が実はJの父親でしたというオチには驚かされると同時に涙しました。メンインブラックのラストで意表をつく伝統も継承されてて好みです。

グリフィンのキャラや、若かりし頃のKとJとの関係性も楽しいし、アンディ・ウォーホルが実はエージェントWでしたとか、現在の地球が異星人から守られてるのは、Kが命がけで作動させたアークネットのおかげという設定もいいですね。

ただ、父親の死を目の前で見たのに、タイムジャンプで現在に戻ったJがあまり悲しんでないのは違和感あります。メンインブラックに、しんみりシーンは不要かもしれないけど、視聴者としては英雄となった父親の死の余韻を感じたいです。

ラストの隕石消滅もMIBらしくて好みです。タイムトラベルSFとなり過去作と毛色は違うけど、シリーズ3作の中では個人的には本作『メン・イン・ブラック3』が一番好きです。続編『メンインブラック4 インターナショナル』を含む今後のメンインブラックシリーズも楽しみです!

続編前作や関連映画は、メンインブラックシリーズ一覧も参考にしてください。

『メンインブラック3(MIB3)』シリーズ順番・映画ランキングや映画賞

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ゆめぴょん@ピクシーン
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