映画『ワイルドスピード MAX』評価は?ネタバレ感想考察/4作目はFBIと中米麻薬組織との攻防

『ワイルドスピード MAX』あらすじ概要
ワイルドスピードシリーズ第4弾。1作目『ワイルド・スピード』でトレーラー強奪犯人として指名手配されたドミニクは、仲間と中南米へ渡ってタンクローリー襲撃..(ネタバレ感想考察↓)
映画名/邦題 | ワイルド・スピード MAX |
日本公開日 | 2009/10/9 [予告↓]上映時間 107分 |
映倫区分 | USA PG-13 |
製作国 | アメリカ |
原題/英題 | Fast and Furious |
映画監督 | ジャスティン・リン |
キャスト 出演者 | ビン・ディーゼル、ミシェル・ロドリゲス、ジョーダナ・ブリュースター、ポール・ウォーカー、ジョン・オーティス |
配給/製作 | (C)東宝東和 |
シリーズ/関連 | ワイルドスピードシリーズ |
日本興行収入 | 9.5億円 |
世界興行収入 | 3.6億US$(約396億円) |
製作費 | 0.85億US$(約93.5億円) |
平均評価★★★★★67(私の評価↓は含まず)
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『ワイルド・スピード MAX』予告動画
ネタバレ感想『ワイルドスピード MAX』考察や評価レビュー
この先はネタバレありの感想考察です。続編前作や関連映画は、ワイルドスピードシリーズ一覧も参考にしてください。
『ワイルド・スピード MAX』ネタバレ感想の総括
シリーズ4作目ですが、1作目『ワイルド・スピード』のメンバーが集結したのは2度目です。あいかわらず悪いことして生活してるドミニクには同情の余地もないのに、恋人レティも旧友ブライアンもドミニクを助けようとするのは、悪のカリスマとでもいうのでしょうか。
そんな悪のドミニクと比べても、今回の敵役ブラガはそれほど悪いやつには見えなくて、その点では映画にノレませんでした。ブラガの正体はともかく、レティが死んだ理由には少し驚きました。ジゼルの行動は意味不明ですが、ハンと同じく5作目『ワイルド・スピード MEGA MAX』から重要キャラになるので注目です。

この映画のおすすめ、6つのポイント
- 派手なカーアクションやレース
- レティはなぜ殺されたのか?
- ブライアンとドミニクが再会
- ブラガの正体とは?
- ハン、ジゼルが登場
- ラストでドミニク護送車に…
少し残念?つっこみどころ、6つのポイント
- ドミニクの1人逃亡は自己中すぎ
- ブラガの小物感
- ジゼルの行動が意味不明
- ブライアンはドミニク好きすぎ
- FBIの他の捜査官は無能?
- ラストでFBIが嘘つき?
『ワイルド・スピード4 MAX』あらすじにそってネタバレ感想
トレーラー強奪犯として逮捕されそうになったドミニク(ヴィン・ディーゼル)は、当時ロス市警の潜入捜査官だったブライアン(ポール・ウォーカー)の友情により逃されて、中南米(ドミニカもパナマも中米)でタンクローリーなどの強奪をしながら暮らしていました。
恋人レティ(ミシェル・ロドリゲス)や3作目『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』(時系列は6作目の後)にも出演してたハン(サン・カン)も一緒です。しかしドミニクには警察の捜査網がのびてきたので、レティを守るために、ドミニクは1人だけで去ってしまいます。
冒頭のガソリン輸送車?の強奪シーンは、いきなり見ごたえがあって、ミッション・インポッシブルや007シリーズを目指そうという意気込みが感じられました。タンクローリーが爆発せずに、はねて転がってくるのは不思議ですが、その下をくぐり抜けたのは、ファンタジー宣言だととらえます。
ハンが東京へ行くと言ったは3作目への伏線と同時にシリーズファンへのサービスです。ドミニクはレティを幸せにしたいのなら、1人で逃げるのでなく、悪事から足を洗うのが正攻法だと思いますね。
ドミニクは1人で潜伏してたパナマで妹ミア(ジョーダナ・ブリュースター)から、レティ死亡の連絡を受けて、真相を確かめるためアメリカへ戻ります。一方、ブライアンは2作目『ワイルド・スピードX2』での活躍が認められてFBI捜査官になっています。ドミニク取り逃がしや2作目での現金着服(バレてない?)は不問になったのでしょうか。
ブライアンは麻薬密売組織ボスのブラガを捜査中に、偶然にドミニクと再会します。そして同じ敵を追っていることがわかります。ブライアンはブラガが開催するストリート・カーレースに参加しますが、ドミニクもエントリーしていました。結局ブライアンの奇策により2人ともブラガに、麻薬の運び屋として雇われます。
ブラガと片腕のカンポスの指示により、ブライアンとドミニクは、アメリカとメキシコ国境のトンネルを使って麻薬密輸を成功させた後に奪います。その時に先導したドライバーのフェニックスが、レティ殺しだと気づいたドミニクは復讐しようとしますが、撃たれて警察も来たためブライアンと共に脱出します。
ブライアンはFBIの捜査からドミニクをかくまいますが、すぐに捕まえられないFBIの他の捜査官は仕事をしてるのか疑問です。ブライアンもレティへの後ろめたさがあるにしても、何度もドミニクを捕まえず、私情をはさみすぎなので警察や捜査官には全く向いていません。
『ワイルド・スピード4 MAX』ネタバレ結末/ラストシーン
ドミニクはレティの遺品の携帯電話をチェックして、ブライアンの着信履歴を発見して詰め寄ります。そしてレティ死亡の真相が判明します。レティがFBIに協力してブラガ組織への潜入捜査するのと引き換えに、ドミニクを無罪にするという取り引きがあったのです。黙ってたブライアンに、ドミニクが怒る気持ちは当然です。
ブライアンはブラガを逮捕できたら、ドミニクの罪を帳消しにするとFBIに約束させて、奪った麻薬でブラガをおびき寄せます。しかし功をあせったFBI側のせいで本物のブラガを取り逃がしてしまいます。片腕カンポスこそが、ブラガだったのです。
手下のジゼル(ガル・ガデット)はドミニクへの恩返しと、ブラガへの愛想が尽きたことから、ブラガの居場所がメキシコだと教えてくれます。ジゼルは思わせぶりだけど、なぜブラガの元にいるのかわからず、謎キャラです。でも5作目からは主要キャラとしてドライビングテクニックも披露してくれます。
ブライアンとドミニクはメキシコでブラガをあっさり逮捕しますが、フェニックスなど部下たちが車で追いかけてきて、大カーチェイスが展開されます。ブライアンのドライビングテクはさすがですが、フェニックスも負けておらず、衝突されてブラガを奪い返されます。そこへドミニクが現れ、レティのかたきのフェニックスを車でひきます。
ブラガだけでなくドミニクも逮捕され、ブライアンとFBIとの約束は守られずに、懲役25年の刑が確定します。ラストシーンでは、ドミニクを護送する車を、ブライアン、ミアと仲間が襲撃に来ます。ブライアンはまたしてもFBIの職務を投げだしたようです。この強奪作戦は5作目『ワイルド・スピード MEGA MAX』で見れます。
冒頭アクションだけで3作目は超えたけど、ストーリーが面白くなくて、カーチェイスにもひねりが少なかった気がします。しかしハン、ジゼルが登場し、ラストシーンは5作目にもつながっているので、ぜひ1度は観ることをおすすめします!
続編前作や関連映画は、ワイルドスピードシリーズ一覧も参考にしてください。
『ワイルドスピード MAX』シリーズ順番・映画ランキングや映画賞

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