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映画『かぐや姫の物語』評価は?ネタバレ感想考察

映画かぐや姫の物語

『かぐや姫の物語』あらすじ概要

スタジオジブリ作品。昔、山里に暮らす老夫婦がいた。じいさまは竹を取るのが仕事だったが、ある日、光り輝くタケノコから小さな姫を見つけ持ち帰った。老夫婦は「天からの授かりもの」として姫を育てるが、成長は..[引用元]

映画名/邦題 かぐや姫の物語
日本公開日 2013/11/23 [予告↓]上映時間 137分
映倫区分日本 G(年齢制限なし)USA PG
映画監督高畑勲
キャスト
出演者
朝倉あき、高良健吾、地井武男、宮本信子
配給/製作/画像©東宝/スタジオジブリ
シリーズ/関連スタジオジブリ映画
日本興行収入24.7億円年間20位
製作費52億円
平均評価★★★★★79私の評価↓は含まず)

『かぐや姫の物語』予告動画

ネタバレ感想『かぐや姫の物語』解説や評価レビュー

この先はネタバレありの感想考察です。続編前作や関連映画は、スタジオジブリ映画一覧もご参考に。

私の評価 ★★★★★58/100(60が平均)[レビューサイト評価↑]

『かぐや姫の物語』は、竹取物語を原作として、スタジオジブリの高畑勲監督が8年もの歳月と50億円を超える制作費をつぎこんだ、大作アニメーション映画です。原作にはないオリジナルで解釈された部分もあります。

この映画のおすすめ、4つのポイント

  • 風景、線、絵がとてもきれい
  • かぐや姫の映画としては最高峰
  • 捨丸への恋心や駆け落ち未遂は斬新
  • 子どもや家族と一緒に安心して観られる
映画かぐや姫の物語

少し残念?つっこみどころ、4つのポイント

  • 目新しさがなくて退屈
  • ジブリ作品にしては盛り上がりに欠ける
  • 言葉が少なくてわかりにくい
  • 声や話し方に違和感あるキャラがいる

ネタバレ感想や結末

『かぐや姫の物語』は、題材としては日本人なら一度は読んだり聞いたことのある物語なので、いまさらジブリがアニメ映画化する意義をあまり感じられませんでしたが、絵がきれいで、忘れてたり追加した内容もあったりで意外と楽しめました。

タケノコから生まれた姫は、都の屋敷に移り住んで「なよたけのかぐや姫」と名付けられるまでは「姫」とか「タケノコ」と呼ばれます。1年も経たないうちに少女に成長しますが、その時のアニメーションも独特です。赤ちゃんの頃だけ成長が早いのはなぜでしょうか?

近所に住んでる木地師(きじし)の子どもたちと仲良くなって、一緒に遊び回ります。翁(おきな)は光る竹から黄金や衣などをさずかりますが、これも月からの贈り物だとすれば「地上におろされる」刑罰はゆるすぎる気もします。

翁は竹から得た黄金を使って、都の屋敷を手配して、嫗(おうな)と3人で移り住むことになります。「高貴な姫君」にするための教育係として、宮中から女官の相模に来てもらうことになります。でも姫は翁たちが見てないと従いません。

姫のお披露目の祝宴時に、ほぼ肌着のみで故郷の山へ走っていきますが、あれは原作でもあったのでしょうか。若い女性なので、あんなことをしては危なすぎると思うのですが。雪で倒れて都に戻るのも、何かを象徴してるのでしょうか。

5人の公達が求婚に訪れるのは有名な話です。そしてありもしない宝物を求めると、全員が何らかの努力をするのは、姫の魅力がなせるわざだと思いました。そのうち1人は宝物を得ようとして事故死したことを知り、さすがにかぐや姫も反省します。

ついには御門(みかど)までもが宮中へまねこうとするが、姫はかたくなに断ります。この当時、御門の言葉を断れる者などいなかったと思います。ましてや御門自ら屋敷を訪れて、姫を連れて行こうとするのも断ります。

この時にかぐや姫は「(山に)戻りたい」と願ってしまいます。すると満月の日に、月から迎えが来ることを知らされます。この部分は特に意味不明です。人間界に嫌気がさして「月に戻りたい」と願うと、すぐ戻してくれるのなら、刑としては軽すぎる気がします。

かぐや姫は嫗の助けを借りて、故郷の山へ行き、成長した木地師たちが戻ってくる所に遭遇します。そして捨丸とも再会し、2人で駆け落ちしようとしますが、月のパワー?により、かぐや姫は屋敷へ、捨丸は妻子のもとへ戻されてしまいます。

ラストで月からの迎えが来るシーンは、今までの「かぐや姫」をくつがえすくらい画期的でした。姫は地上の記憶を消す羽衣を着せられる直前に、わらべ歌により催眠がとけます。あの童歌は、以前地上に落とされた者が伝えたものなのでしょうか。

結局は羽衣を着せられてしまい、翁と嫗とも別れることになります。最後に振り返って涙を流してることからも、心の奥では地上のことを覚えてるのでしょうか。知ってる話なので意外性や新しさはないけど、子どもと一緒にも見れるので、ぜひ1度は観ることをおすすめしたいです!

続編前作や関連映画は、スタジオジブリ映画一覧もご参考に。

『かぐや姫の物語』シリーズ順番・映画ランキングや映画賞

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サイト管理人ゆめぴょん(映画/旅行好き)
興行収入は毎週更新!2023新作105、2022年226本鑑賞。好み⇒謎/驚き/社会性/感情動かす/多幸感/ストーリーと演出を重視/本格ミステリ/SFファンタジー/ホラー/アニメ/MCU。135国 海外旅行ブログ。苦言以外は@pixiinsでどうぞ(^^)
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