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映画『ハリーポッターと死の秘宝PART1』感想ネタバレ解説考察/分霊箱の謎?グリンデルバルドとは?ハリポタ7

映画ハリーポッターと死の秘宝 PART1

『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』あらすじ概要

ハリーポッターシリーズ7作目。最終章の前編。不死鳥の騎士団や魔法省まで襲われ、ハリー、ハーマイオニー、ロンは7つの分霊箱を探す旅に出、3つの死の秘宝を知るが...。7つの分霊箱や、死の秘宝とは?(ネタバレあらすじ↓)

映画名/邦題 ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1
日本興行収入68.6億円年間6位
世界興行収入9.7億USドル [出典]年間3位
製作費2.5億USドル
平均評価★★★★★75私の評価↓は含まず)
シリーズ/関連ハリポタ/ファンタビシリーズ < 前作続編 >
原題/英題Harry Potter and the Deathly Hallows: Part 1
日本公開日 2010/11/19 [予告↓]上映時間 146分
映倫区分日本 G(年齢制限なし)USA PG-13
製作国イギリス、アメリカ
映画監督デビッド・イェーツ
キャスト
出演者
ダニエル・ラドクリフ(小野賢章)、ルパート・グリント(常盤祐貴)、エマ・ワトソン(須藤祐実)、イヴァナ・リンチ(三村ゆうな)、ヘレナ・ボナム=カーター(高乃麗)、トム・フェルトン(三枝享祐)、レイフ・ファインズ(江原正士)、トビーの声:ドビー・ジョーンズ(高木渉)
配給/製作/画像©Warner Bros. Pictures/ヘイデイ・フィルムズ

『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』予告動画

『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』ネタバレあらすじ

この先はネタバレありのあらすじです。続編前作や関連映画は、ハリポタ/ファンタビシリーズ一覧もご参考に。

前作『ハリー・ポッターと謎のプリンス』ラストでダンブルドア校長が殺され、セブルス・スネイプ(アラン・リックマン)とドラコ・マルフォイ(トム・フェルトン)はヴォルデモート卿の配下になります。ハーマイオニーは自分に何かあっても悲しまないように両親の記憶を消します。

不死鳥の騎士団の裏切り者の正体とは?(ネタバレあらすじ)

ハリー・ポッター(ダニエル・ラドクリフ)の居候先のダーズリー家は引っ越し、その家に不死鳥の騎士団が集合します。アラスター・ムーディ(ブレンダン・グリーソン)通称マッド・アイは、陽動のためポリジュース薬で6人をハリーに変身させ騎士団とペアで出発。

ルビウス・ハグリッド(ロビー・コルトレーン)とハリーは空飛ぶサイドカーバイクで騎士団の隠れ穴を目指すが、デスイーター(死喰い人)に襲われます。白ふくろうのヘドウィグの犠牲で助かり、逆に本物だとバレるが無事到着。

リーマス・ルーピン(デイビッド・シューリス)は左耳を失ったジョージ・ウィーズリー(オリバー・フェルプス)と到着し、ハリーを本物か確認。黒人のキングズリー・シャックルボルト(ジョージ・ハリス)はハーマイオニー・グレンジャー(エマ・ワトソン)と到着し、裏切り者がいると疑います。

ルーピンの恋人ニンファドーラ・トンクス(ナタリア・テナ)とロン・ウィーズリー(ルパート・グリント)、アーサー・ウィーズリー(マーク・ウィリアムズ)とフレッド(ジェームズ・フェルプス)も無事到着。マッド・アイはマンダンガス・フレッチャー(アンディ・リンデン)の裏切りで死亡

ダンブルドアからの遺品とその家系の謎?(ネタバレあらすじ)

その夜、1人で旅に出ようとするハリーをロンが引き止めます。『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』でボーバトン代表だったフラー・デラクール(クレマンス・ポエジー)とロンの兄ビル(ドーナル・グリーソン)との結婚式が準備されます。

訪れた魔法省の役人はダンブルドアの遺言書の遺品として、ロンに火消しライター、ハーマイオニーに「吟遊詩人ビードルの物語」、ハリーに最初のクィディッチ試合で捕まえた金の球スニッチと、行方不明の「ゴドリック・グリフィンドールの剣の所有権」を遺贈

ハリーは日刊預言者新聞で、リータ・スキーターの新刊本「ダンブルドアの黒い秘密」や、ダンブルドアを悼むエルファイアス・ドージ(デヴィッド・ライオール)の記事を読みます。ハリーはロンの妹ジニー(ボニー・ライト)とのキスをジョージに見られ気まずい思いを。

ビルとフラーの結婚式パーティーには、ハグリッドと仲の良いボーバトン校長マダム・マクシーム(フランシス・デ・ラ・トゥーア)や、ルーナ・ラブグッド(イヴァナ・リンチ)とその父でハリーの味方の新聞を作るゼノフィリウス・ラブグッド(リス・エヴァンス)も来ます。

ドージに挨拶したハリーは、ダンブルドアは秘密主義で弟アバーフォースがいたことを聞きます。有名な魔法史研究科バチルダ・バグショットが、ゴドリックの谷を訪ねたリータ・スキーターに全て暴露したことを、別のおばさんからも聞きます。ダンブルドア一家は、父がマグル3人を殺した後に谷に引越して来たそうです。

スリザリンの分霊箱ロケットを持つ者とは?(ネタバレあらすじ)

魔法大臣は殺され魔法省は陥落し、結婚式会場もデスイーターが襲います。ハーマイオニーはハリー、ロンと「姿現わしの呪文」でロンドンへ移動し、襲ってきたデスイーターを倒し、忘却術「オブリビエイト」をかけます。3人はシリウス・ブラックの隠れ家で休息。

ハリーはシリウスの部屋で「魔法史 バチルダ・バグショット」を見つけ、ロンはシリウスの弟レギュラス・アークタルス・ブラックの部屋を見つけ「R.A.B」(前作のスリザリンの分霊箱「ロケット」の本物を奪った者)だと気づきます。

ハリーらは隠れてた屋敷しもべ妖精から、レギュラスに破壊しろと言われたもう1つのロケットは、マンダンガス・フレッチャーに盗まれたと聞き出します。ハリーはクリーチャーに探すよう命じ、ダイアゴン横丁で会ったドビーと共に捕まえます。

フレッチャーは、デスイーターに乗っ取られた魔法省で復職したドローレス・アンブリッジ(イメルダ・スタウントン)にロケットを奪われたと白状。3人はポリジュース薬で職員に変身し、トイレの便器から魔法省に潜入。魔法省はマグル(非魔法使い)職員の排斥を進めてます。

ロンが化けた人の妻がマグル審査されてる法廷で、ハリーはアンブリッジに「嘘ついてはいけない」と『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』時の仕返しを。ハーマイオニーがロケットを奪い、追ってくるディメンターをハリーが守護霊の呪文「エクスペクト・パトローナム」で退け逃走。

闇に落ちるのは誰?分霊箱の破壊方法とは?(ネタバレあらすじ)

ハーマイオニーにより別の場所へ飛び、ハリーも無事だが、ロンは腕を負傷。ハーマイオニーは辺りに防壁呪文を。分霊箱のロケットはハリーでも破壊できません。ロンはダンブルドアが破壊方法を教えてないのは変だと疑います。

ハリーはロケットを身につけると、ヴォルデモートの心をのぞけ、彼が杖づくり職人グレゴロビッチ(ラデ・シェルベッジア)から何かを聞き出して殺す光景を見ます。ハーマイオニーはずっとロケットを身に着けてると危ないので交代で持とうと提案。ロンはテントに引きこもりラジオばかり聞きます。

ホグワーツ魔法魔術学校はスネイプ校長が厳格に運営してます。人さらいのスカビオール(ニック・モラン)が、防護呪文の外からハーマイオニーを香水のニオイで見つけそうになります。日記を貫けたバジリスクの毒で強化した「グリフィンドールの剣」が分霊箱の破壊に有効だとハーマイオニーは考えます。

ロンはハリーとハーマイオニーへのやきもちや、分霊箱ロケット、テントでの引きこもりなどでネガティブになり1人で去ります。残されたハーマイオニーも落ちこみ、ハリーはダンスなどで励まします。旅を続けても手がかりはつかめません。

ダンブルドアとグリンデルバルドの場所とは?(ネタバレあらすじ)

ある日、ハリーは金のスニッチにキスしてみると「私が終わる時に開く」という文字が現れます。スニッチは「肉」の記憶が残るのですが、ハリーは1年生のクィディッチ試合で口でスニッチをくわえたことを思い出します。ハーマイオニーも「ビードルの物語」に三角の中の目のような印を発見。

ハリーはその形のネックレスをルーナの父がしてたことを思い出します。ハリーは自分が生まれ、ヴォルデモートが死んだゴドリックの谷へ行きたいと提案。ハーマイオニーは待ち伏せを警戒するが、ダンブルドアはグリフィンドールの故郷に剣を隠した可能性が高いと思い行くことに。

ゴドリックの谷の墓地で、ハーマイオニーは「イグノタス・ペベレル」の墓で三角の目の印を、ハリーは両親の墓を見つけます。そこで老婆バチルダ・バグショットに導かれてハリーの両親が死んだ家も見つけるが、老婆は雌蛇ナギニの正体を現し襲ってきます。

ハリーは苦戦し、ハーマイオニーが魔法でナギニを倒すが、跳ね返された魔法がハリーの杖を破壊。本物のバグショットはヴォルデモートに殺され、ナギニが変身してました。家の写真は、ダンブルドアが投獄した闇の魔法使いゲラート・グリンデルバルドで、「魔法史」の著者バグショットはその大おばです。

3つの死の秘宝とは?集める目的は?(ネタバレあらすじ)

ハーマイオニーが両親と来たことのある森へ、姿現しの術で移動。外で見張ってたハリーは牝鹿の守護霊に導かれて、凍る湖の底で「グリフィンドールの剣」を発見し、氷を割り取ろうとすると首のロケットが邪魔しておぼれそうに。戻ってきたロンに救われ、剣もロンが手に取ります。

ハリーが蛇語パーセル・タングで分霊箱ロケットに話しかけると黒煙が出て、剣を持つロンをハーマイオニーとハリーが抱き合う姿で混乱させるが、ロンはロケットをグリフィンドールの剣で破壊。ロンはダンブルドアからの火消しライトでハーマイオニーの位置を知り追いつけたのです。

ロンは人さらいから奪った杖をハリーに譲渡。ビードルの本、ゴドリックの谷の墓石、ダンブルドアからゲラート・グリンデルバルド宛の手紙、グレゴロビッチの店などに記された「三角の目の印」が気になるハーマイオニーは、ゼノフィリウス・ラブグッドに会うことを提案。

その印は「死の秘宝」だとラブグッドは言い、ハーマイオニーがダンブルドアに贈られた「吟遊詩人ビードルの物語」の「3人兄弟の物語」の中で死神が三兄弟に与えた「ニワトコの杖」「蘇りの石」「透明マント」の「3つの死の秘宝」を集めた者は「死」を制すると。

ハーマイオニーがゴドリックの谷で見た墓石は三男「イグノタス・ペベレル」で、最初の「透明マント」の所有者だと考えられ、その長男アンチオクが「ニワトコの杖」、次男カドマスが「蘇りの石」を持ったと伝えられます。イグノタスは子へ透明マントを引き継ぎ、遠い子孫のハリーの手に。

つぶれた顔のハリーポッター?(ネタバレあらすじ)

ラブグッドは娘ルーナを人質にされたので、ハリー達の来訪をデスイーターに通報。すぐに襲ってきたのでハリー達は「姿現しの術」で森へ逃走。そこで人さらいのスカビオールに捕まるが、直前にハーマイオニーはハリーを攻撃し顔を変形させます。

ヴォルデモートは、幽閉された闇の魔法使いグリンデルバルドから「ニワトコの杖」はダンブルドアの棺の中だと聞き奪いに行く夢をハリーは見ます。顔が変形してるハリーは偽名を使います。

しかしスカビオールは感づき、魔法省ではなくマルフォイ家へ連行。ハリーの額の傷は消えてるので、ルシウスは息子ドラコにハリー本人か確かめさせるが、ドラコは非情になれず判断できないふりをします。

シリウス・ブラックのいとこで、ルシウスの妻の妹ベラトリックス・レストレンジ(ヘレナ・ボナム=カーター)は、グリフィンドールの剣を見つけて、ハーマイオニーがグリンゴッツ銀行から盗んだ(実際はある人物がすり替えた)と思い拷問。ハリーとロンは地下牢獄で、ルーナ、杖職人オリバンダーと再会。

『ハリーポッターと死の秘宝 PART1』ネタバレ結末と最後/ラスト

ハリーは合せ鏡で助けを求め、屋敷しもべ妖精ドビーが現れ、妖精ならどこでも「姿現しの術」を使えるので、ルーナとオリバンダー(ジョン・ハート)を海岸へ移します。ドビーは、ピーター・ペティグリュー(ティモシー・スポール)通称ワームテールを気絶させ、ハリーとロンを牢獄から脱出させます。

ベラトリックスはハーマイオニーを拷問して腕に「MudBood」(汚れた血)と刻印し、グリンゴッツ銀行のゴブリンにも尋問。そこへロンが飛び出すと、ハーマイオニーを人質に取られます。ハリーはドラコを倒し、その母ナルシッサ、父ルシウスも参戦して杖で魔法バトル。

ドビーがシャンデリアを落としてハーマイオニーを救い、全員を海岸へ移動させるが、ベラトリックスが投げた短剣が刺さってドビーは死亡。ドビー「美しい場所で友達に囲まれて、ドビーは幸せ。ハリーポッター」。ルーナが目を閉じてやり、ハリーらは魔法を使わずドビーを埋葬。

その頃、ヴォルデモート卿(レイフ・ファインズ)はダンブルドアの墓を開け、埋葬された「死の秘宝」の1つ「ニワトコの杖」を手に入れ、勝ちほこって天へ向け稲妻を発します。

ネタバレ感想『ハリーポッターと死の秘宝 PART1』解説や評価レビュー

この先はネタバレありの感想考察です。続編前作や関連映画は、ハリポタ/ファンタビシリーズ一覧もご参考に。

私の評価 ★★★★★70/100(60が平均)[レビューサイト評価↑]

ハリーポッターシリーズ7作目で、いよいよ最終話の前編です。さすがに学園物語は飛び出して、ハリー、ハーマイオニー、ロンの3人組が闇の帝王ヴォルデモート卿を倒す手がかりを探す旅に出ます。今回もキャラは多数登場しますが、短いエピソードの連続なので、深く関わる人物は3人以外にいません。

ヴォルデモートが復活してからそこそこの年月が経つのに、闇の勢力も不死鳥の騎士団もハリーらもあまり前進してないように感じます。ただ裏では、ヴォルデモート軍団と不死鳥の騎士団は何度も戦いを繰り広げて、どちらにも犠牲者が出てるようです。最も停滞してるのはハリーら3人組です。

2作前の『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』でハリーが鍛えた「ダンブルドア軍団」は何だったのだろうと思わずにはいられません。最終話では活躍してほしいです。ヴォルデモートも死の秘宝の存在は知ってたはずなのに、何年間も放置したり、分霊箱を守ろうとしなかったりいい加減すぎます。

ハリーらの分霊箱探しは一行に進みませんが、その過程でダンブルドア家やハリー家ゆかりの地ゴドリックの谷に行き、伝説の3兄弟ペベレル家の墓や、ヴォルデモート以前の闇の魔法使いゲラート・グリンデルバルドについて発見したのは世界を広げます。

グリンデルバルドがなぜニワトコの杖の埋葬場所を知ってるのかは不明ですし、物語に彼を登場させたかったご都合主義のように感じます。ハリーが時々見るヴォルデモートの夢には飽きると同時に、簡単に秘密をのぞけるので制作者の手抜きに思えます。ダンブルドアの墓のセキュリティの弱さも残念すぎます。ドビーが良いタイミングで助けに来た理由は次作で語られます。

作者はアイテムを多数出すのが好きなようで、ダンブルドアの遺品とグリフィンドールの剣、7つの分霊箱、3つの死の秘宝など覚えられないくらい出てきます。特に分霊箱と死の秘宝については、もっと前から情報を散りばめてくれた方が面白かった気がします。

ロンがロケットを破壊した後「分霊箱はあと3つ」と発言してますが、7つ目は復活したヴォルデモート自身かまたは復活に使ったトムの父の手などと考えていいのでしょうか。いずれにしろ、この前編では長く旅したのに、ロケットの分霊箱を1つ破壊できただけで、死の秘宝もあと1つ全く手がかりなしです。

マンネリ化の学園ものから旅物語になりワクワクできるし、アイテムを探しそろえていくのは達成感を味わえるので、個人的にはもう1作早く始めてほしかったです。今回はネガティブなロンと離れたり、がんばり者のドビーが死んだりと悲しい展開もありますが、最後の目的も判明し、分霊箱も半分残ってるので、最終話へ向けて多くの人におすすめしたいです!

7つの分霊箱とは?登場した3つとは?

強力な闇の魔法使いヴォルデモート卿は、魂を7つの分霊箱と呼ばれる物質や生物に分割して、肉体が倒された後もこの世に魂をとどめることで復活の機会をうかがいます。7つの分霊箱が全て破壊された時、ヴォルデモートは本当の死をむかえます。

本作までに登場した分霊箱(ホークラックス)は、2作目『ハリー・ポッターと秘密の部屋』でハリーがバジリスクの毒牙で破壊した「トム・リドルの日記」と、6作目『ハリー・ポッターと謎のプリンス』で明かされたダンブルドアが昔破壊した「指輪」です。

ちなみに指輪には、実はまだ秘密があって最終話で明かされるので覚えておきましょう。3つ目の分霊箱はイニシャルRABが隠した「スリザリンのロケット」ですが、本作で手に入れ、ロンがグリフィンドールの剣(2作目でバジリスクの毒付き)で破壊します。

映画ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1

3つの死の秘宝とは?謎の印の意味とは?

ダンブルドアが遺品としてハーマイオニーに贈った書物「吟遊詩人ビードルの物語」の中の「3人兄弟の物語」で描かれた、死神が三兄弟に与えた「ニワトコの杖」「蘇りの石」「透明マント」の「3つの死の秘宝」のことです。

「3つの死の秘宝」を集めた者は「死」を制することができると言われてるため、ヴォルデモートも集めようとしているのです。ニワトコの杖は「|」、蘇りの石は「○」、透明マントは「△」を現していて、3つを重ねたマークが謎の印の正体です。

透明マントはハリー・ポッターが、ニワトコの杖はヴォルデモートが手に入れたので、残るは蘇りの石だけが不明です。

ダンブルドア校長の3つの遺品とその効果とは?

ハーマイオニーに残した書物「吟遊詩人ビードルの物語」には、死の秘宝の由来を書いた「3兄弟の物語」が語られていて、死の秘宝の刻印もあります。ロンに残した「火消しライター」は別れた友人(ハーマイオニー)の居場所を示しました。

ハリー・ポッターに残した「金の球スニッチ」は1作目『ハリー・ポッターと賢者の石』のクィディッチ試合でハリーがくわえて勝利したもので「肉」を覚えてるのでキスすると「私が終わる時に開く」という謎かけ文字が現れます。

ハリーは行方不明のグリフィンドールの剣ももらい、牝鹿(めじか)に場所を教えてもらって手に入れます。2作目『ハリー・ポッターと秘密の部屋』でバジリスクの毒がかかった剣なので分霊箱を破壊できる強力アイテムです。

ハリーポッターが見た牝鹿(めじか)の意味とは?

八方塞がりとなったハリーを「本物のグリフィンドールの剣」に導いたのが「牝鹿(めじか)の守護霊」で、この守護霊の持ち主は最終話で明かされます。ベラトリックス・レストレンジが銀行に保管した剣をすり替えたのも同じ人物です。

闇の魔法使いグリンデルバルドとダンブルドアの関係は?

闇の魔法使いゲラート・グリンデルバルドは、ダンブルドアが若い頃に知り合った魔法使いです。何かの事件の後、世界中から恐れられるようになり、ダンブルドアが倒して投獄したようです。この時、ニワトコの杖の所有者はダンブルドアに移ります。

グリンデルバルドは、ゴドリックの谷の魔法史研究科バチルダ・バグショットが大叔母で、その家に住んでたこともあるようです。グリンデルバルドやダンブルドアの過去については『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』とそのシリーズでくわしく語られそうなので楽しみです。

『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』おすすめ10ポイント
  • 人気ファンタジーシリーズ7作目
  • 3人の主要キャラの安定感
  • 学園抜け出して冒険の旅物語
  • 遺品,分霊箱,秘宝等アイテム続々
  • ハリーとジニーの恋仲が進展
  • ダンブルドア家の過去が判明
  • ロンがハリーらと仲間割れ
  • はじまりの地ゴドリックの谷
  • ドビー再登場と悲しい別れ
  • 子どもや家族と一緒に楽しめる
『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』少し残念9ポイント
  • ダーズリー家に帰るのおかしい
  • マッド・アイの死があっけない
  • 個性キャラ多いのに魔法場面少ない
  • 集める物が多いのに手がかりなし
  • ハリーらの旅がつまらない
  • アンブリッジの分霊箱が不用心
  • グリンデルバルドが杖の場所知る?
  • スニッチや牝鹿の謎解きはPART2?
  • 死の秘宝の話が唐突すぎる

続編前作や関連映画は、ハリポタ/ファンタビシリーズ一覧もご参考に。

『ハリーポッターと死の秘宝 PART1』シリーズ順番・映画ランキングや映画賞

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サイト管理人ゆめぴょん(映画・旅行好き)
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