映画『ワンダーウーマン』評価は?ネタバレ感想考察/ガルガドットと女性監督がDCと世界を救う

『ワンダーウーマン』あらすじ概要
DCエクステンデッド・ユニバース第4弾。女性だけのセミッシラ島で育ったアマゾン族の王女ダイアナは、母妹で将軍のアンティオペに鍛えられ戦士に成長。ある日、スティーブ・トレバーやドイツ軍が..(ネタバレ感想考察↓)
映画名/邦題 | ワンダーウーマン |
原題/英題 | Wonder Woman |
日本公開日 | 2017/8/25 [予告↓]上映時間 141分 |
映倫区分 | 日本 G(年齢制限なし)USA PG-13 |
製作国 | アメリカ |
映画監督 | パティ・ジェンキンス |
キャスト 出演者 | ガル・ガドット、クリス・パイン、ロビン・ライト、ダニー・ヒューストン、デビッド・シューリス |
配給/製作/画像 | ©Warner Bros. Pictures/DCフィルムズ、ラットパック・エンターテインメント、アトラスエンターテイメント、クルエル・アンド・アンユージュアル・フィルムズ、テンセント・ピクチャーズ、ワンダ・メディア |
シリーズ/関連 | DC映画シリーズ/DCU |
日本興行収入 | 13.4億円(興行収入ランキング) |
世界興行収入 | 8.2億USドル [出典] |
製作費 | 1.5億USドル |
平均評価★★★★★75(私の評価↓は含まず)
|
『ワンダーウーマン』予告動画
ネタバレ感想『ワンダーウーマン』解説や評価レビュー
この先はネタバレありの感想考察です。続編前作や関連映画は、DC映画シリーズ/DCU一覧もご参考に。
『ワンダーウーマン』ネタバレ感想の総評や考察
DCエクステンデッド・ユニバースは、マーベルMCUより後発で映画じたいの評価も低いため、打ち切り説も流れましたが、本作『ワンダーウーマン』の成功により一気に期待感が浮上しています。女性監督によるヒロイン誕生物語という意味でも話題になっています。
一方で日本での宣伝文句が「恋も男も知らない」や「実社会での空気も読めないドジっ娘」などで軽く炎上したりして不安ですが、もともと知名度もほとんどないアメコミなので、議論を呼ぶような奇策を考えたかったのかなとも感じます。観た後の個人的感想としては、ドジっ娘要素は確かにあるとは思います。
ストーリーはほぼ予想の範囲内で、意外とシンプルで少し拍子抜けです。ただ、ワンダーウーマンの戦闘シーンなどで流れるテーマソングではかなりテンションが上がります。ずっと現実的な話が続き、ラスボス戦だけ急に神話世界になりますが、バトル内容はロジカルでないのが気になります。
DCユニバースの4作目なので、そこへつながるトリビアネタや共通人物などを期待したのですが、全く見つけられませんでした。『スーサイド・スクワッド』の失敗に学んだとも言えそうですが、何かメタヒューマンの存在につながるネタを1つくらい見たかったです。
個人的にはマーベルMCUの方が好きですが、DCコミックス側にもがんばってほしいので、ぜひ日本でもヒットしてほしいと感じています。女性監督の史上最高興行収入作品でもあるので、女性にも応援してほしいし、女優ガル・ガドットの代表作としても、観ておくことをおすすめします!続編『ワンダーウーマン 1984(仮題)』も2020/6/5に全米公開なので楽しみです!

『ワンダーウーマン』おすすめ9ポイント
- DCエクステンデットユニバース第4弾
- アメコミ原作のヒーローSFアクション
- 女性監督による女性の自立物語
- ガル・ガドットが美しくはまり役
- 戦闘アクションやテーマ曲が良い
- 男社会や外界でのドジっ娘ぶり
- ワンダーウーマンの超人戦闘
- ラストのクリス・パインが良い
- 子どもや家族と一緒に楽しめる
『ワンダーウーマン』少し残念9ポイント
- ストーリーはシンプル
- よくあるヒーロー誕生物語
- 現実と神話の区別がわかりにくい
- トリビア的ネタがほぼない?
- なぜ急に男性が島に入れた?
- ワンダーウーマンが強すぎる
- チームを集めた意味がない?
- マル博士エピソード見たかった
- ラスボスとのバトルや決着が雑
『ワンダーウーマン』ネタバレあらすじ感想や解説
ダイアナ・プリンス(ガル・ガドット)は、古い友人たちと一緒に映った写真の原版を見つけ出し保管しながら、過去を回想します。外界から隔絶されたセミッシラ島は女性だけが住み、そこを治めるヒッポリタ女王(コニー・ニールセン)は、まだ幼かった娘ダイアナの戦闘訓練を禁止しています。
セミッシラ島の女性たちは日々、戦闘訓練を積み、子ども時代のダイアナはよく母の目を盗んでは、その訓練の様子を見て真似しています。ヒッポリタ女王の妹アンティオペ(ロビン・ライト)はその姿を見ながら才能を見出します。しかし母ヒッポリタは決して戦闘訓練は認めず、娘が寝る前に話をします。
ヒッポリタは娘ダイアナを粘土で作り、ゼウスに生命を吹き込んでもらったと言います。ゼウスは地上に善良な人間を作りましたが、ゼウスの息子で戦の神アレスは嫉妬して、人間が争いあうよう仕向けます。ゼウスは人間を救うため、アマゾンの女戦士たちを創造し「愛」で人間たちを平和に導きます。
しかし長くは続かず、アレスの指示で人間はアマゾン族を奴隷にします。アマゾンの女王ヒッポリタは立ち上がって奴隷を解放し、神々もアレスを攻撃しますが、ほとんどの神は殺されます。ゼウスが最後の力でアレスに重傷を負わせ、アマゾン族に神を殺せる武器を授け、アレスから隠された島へと導きます。
その神話のような話を聞いたダイアナは、神殺しの武器(ゴッドキラー)に興味を示し、巨大な塔の中の剣を見せてもらい目を輝かせます。成長するダイアナは母に隠れて、アンティオペに戦い方を学びます。ある日、母に見つかりますが、アンティオペがアレスへの対抗は戦闘だけと説得して納得させます。
それ以降、ダイアナはアンティオペの厳しい訓練により、一族でも強い戦士に成長します。ある日、アンティオペとの激しい戦いでピンチになった時、鉄の腕輪でガードすると、アンティオペをふき飛ばします。自分でも何が起こったのかわからず動揺するダイアナは、海に落下した飛行機を助けに飛び込みます。
ダイアナは海に落ちたスティーブ・トレバー(クリス・パイン)を救い、岸まで連れて行き、生まれて初めての「男」だと確認します。そこに彼を追ってきたドイツ軍の船も島へ上陸してきて、セミッシラ島のアマゾンの女戦士たちは馬に乗り弓と剣と盾で、鉄砲に立ち向かい全滅させます。
女将軍アンティオペは「盾(シールド)」と言って仲間の盾に乗り大ジャンプして、3本の弓を同時に射てドイツ兵を倒します。その時、ダイアナをねらう鉄砲を見つけ、彼女をかばって銃撃され死んでしまいます。死ぬ間際のアンティオペはダイアナに「あなたが神を殺しなさい」と言って息を引き取ります。
神話と現実の境界線がずっと最後までわかりにくくて気になりますが、スーパーマンのいる世界なので、神も存在するファンタジーだと割り切った方がいいのでしょう。スティーブやドイツ軍だけが、なぜ島に来れたのかは教えてほしかったです。アマゾン族とドイツ兵との戦闘は、序盤の見どころです。
ヒッポリタ女王はスティーブも殺そうとしますが、ダイアナがかばい、引っ捕らえられて「真実の投げ縄」(ウソ発見器のような縄)で秘密を白状させられます。スティーブは英国諜報機関に所属するスパイで、ドイツ軍のルーデンドルフ将軍が、トルコでマル博士にガスマスクのきかない毒ガス兵器を開発させてた事実を示す手帳を盗んだので、多くの犠牲者が出る前に本部に知らせたいと話します。
外界は20世紀初頭の第一次世界大戦が4年も続き、既に数百万人が死傷してると、スティーブは話します。ヒッポリタ女王は災いをまねきかねないのでスティーブを解放して干渉しないことに決めますが、ダイアナはこんな大規模な戦争はアレスのせいなので、アマゾネスで倒しに行くべきだと主張します。
しかしヒッポリタは参戦しないと言います。スティーブは温泉で傷を癒やしてる時、ダイアナが入ってきて裸を見られます。ダイアナ「あなたは平均的な男性ですか?」。スティーブ「いや、私は平均以上です」と言い、時計で時間がわかることを教え、ダイアナはアマゾン族は多くの言語を使えると言います。
ダイアナ「一緒に外界へ行き戦争を止めたいけど母に反対されてる」。スティーブ「私も愛する人には行ってほしくない」。ダイアナ「ではなぜ行くのか」。スティーブ「間違ったことを正すことも何もしないこともできる、と父に言われた。今まで何もしてこなかったので、今回は努力したいだけ」
それを聞いたダイアナは自分も努力することに決め、夜に巨大な塔に忍び込み、真実の投げ縄と盾と剣を盗み出します。スティーブに「アレスの所へ連れて行くなら、一緒に逃げ出せる」と交渉して、船で島を出ようとすると、母が来てアンティオペの額当てを渡し「男と外界には気をつけろ」と言って見送ります。
ダイアナはすぐアレスを殺して戦争を終わらせたいと言いますが、スティーブはそれほど簡単ではなく、2人だけでは無理なので、ロンドンへ行って上司への報告と準備と仲間集めをしたいと言います。また、一緒に寝たいというダイアナに「結婚」や「愛」についても教えます。
ルーデンドルフはマル博士に、毒ガス兵器の開発を急がせます。ドイツ皇帝ヴィルヘルム2世が休戦協定に調印する可能性があるからです。マル博士は謎のガスをルーデンドルフに吸わせると、銃を握りつぶせるほどにパワーが強化されます。そしてマル博士は、メモの一部から最悪のガスを作る方法を思いつきます。
工場や車の煙で汚い街ロンドンに到着したダイアナは、早くアレスの所へ連れて行くよう言いますが、まず身なりを整えようと、スティーブは秘書のエッタ・キャンディ(ルーシー・デイヴィス)にお願いします。ダイアナはドレスでは戦いにくいと嫌がったり、スカートをまくったりと一般常識ゼロです。
スティーブは男性のようなスーツとメガネを選んで、ダイアナを目立たないようにします。回転ドアに困惑し、剣と盾を持ち歩こうとするので、エッタに預けます。2人は数人のドイツ人に発砲され襲われますが、ダイアナの鉄の腕輪で銃弾をはじいて倒します。そして軍事会議の場に出席します。
外の世界を全く知らないダイアナが、ドレスなどを次々と試着するのはよくあるパターンです。ダイアナが新しい世界でドジっ娘のように見えるのは萌ポイントかもしれません。マル博士についてのエピソードがないのは残念です。パワー強化ガスや、見つけたメモの意味もよくわかりません。
パトリック・モーガン卿(デヴィッド・シューリス)がドイツとの戦争は長引くので休戦協定で平和を目指そうと演説していますが、当時は女性が会議には出席できなくて2人は追い出されます。会議場の外でパトリック卿に話しかけられ、スティーブはマル博士の手帳を出し、暗号解読が必要だと話します。
暗号は2つの言語を利用してるとわかりますが、多くの言語を理解できるダイアナはすぐに見破り、手帳の解読をまかされます。そこには防毒マスクのきかない水素毒ガスの化学式や、戦争の前線で散布する計画について記されています。スティーブはルーデンドルフの野望の阻止を申し出ますが却下されます。
パトリック卿は停戦交渉こそが重要なので、スティーブを派遣することはできないと強調したため、スティーブもあきらめます。しかしダイアナは「あなた達は殺される兵士より価値があるのか。私の国では司令官も戦場へ出るので臆病ではありません」と主張し、スティーブが外へ連れ出します。
スティーブはダイアナを説得するうちに勢いで、ベルギーへ行き毒ガス製造を阻止すると言い、仲間を集めるため酒場に入ります。そこで、語学堪能で変装の名人サミーア(サイード・タグマウイ)と凄腕射撃手チャーリー(ユエン・ブレムナー)を誘い、パトリック卿が出してくれた大金で極秘任務につきます。
一方、24時間後の休戦協定をすすめるドイツ軍首脳は、ルーデンドルフとマル博士(ドクターポイズン)の毒ガスにより殺害されます。ダイアナとスティーブ一行はベルギーへ向かいます。鉄道駅でアイスクリームを初めて食べたダイアナは美味しさに感動しますが、現地では戦争犠牲者の惨状に無力感をおぼえます。
戦場の最前線では塹壕戦が長期に続き、機関銃を恐れてノーマンズランドと呼ばれる誰も通れない戦場で敵味方とも疲弊しています。ダイアナは今すぐ戦場に出るべきと主張しますが、スティーブは日暮れまでに先へ進むと言います。しかしダイアナはアマゾン族の衣装で、アンティオペの額当てをして戦場に出ます。
ダイアナことワンダーウーマンは剣と盾と鉄の腕輪で銃弾を跳ね返し、1人で戦場を駆け抜けてドイツ軍の塹壕へ走ります。スティーブらや連合軍兵士も高揚されて後に続き、ついに戦線を突破できます。ワンダーウーマンはその勢いでドイツ軍の駐留地へ1人で殴り込み、次々と敵を倒していきます。
ワンダーウーマンは戦車も1人で持ち上げて放り投げたり、真実の投げ縄で敵を縛り投げます。スティーブらも敵基地に到着して援護射撃します。スティーブらが鉄板を持ち「盾(シールド)」と合図するとワンダーウーマンがそれを足踏みにして高くジャンプし、教会上の敵射撃手を建物ごと粉砕します。
ドイツ軍から解放された村人は大喜びします。ダイアナはスティーブらと共に写真撮影します。スティーブは秘書エッタに電話すると、この村の近くでドイツ要人の祝賀会が開かれ、ルーデンドルフも来ることを知ります。パトリック卿は休戦協定の邪魔になるので行くなと言いますが、スティーブは電話を切ります。
当時はまだ女性の地位が低かったことがわかりますが、ダイアナはどの男性より優秀さを見せつけ、多言語を使ったり、戦場を先頭で駆け抜けたりして、かっこいいです。ワンダーウーマンのテーマ曲で最高にテンションもアガります。あまりに強すぎるので、1人で戦争を終わらせることが出来た気もします。
その晩、村人たちは喜びで踊ります。チャーリーもピアノを弾き歌い、スティーブとダイアナも一緒に踊ります。雪を初めて見たダイアナは「魔法のよう」と喜びます。スティーブは「戦争がなければ人々は、朝食を食べ仕事へ行き結婚して子どもを産み共に年をとる」と言い、「それはどんな感じ?」と言うダイアナと部屋へ行き、キスして一夜をともに過ごします。
翌日、スティーブはサミーアとチャーリーに契約の2日は過ぎたし、もう金も支払えないと言いますが、同行してくれて、ドイツ人の城に馬でたどり着きます。ドイツ将校の軍服を着たスティーブはチャーリーを運転手にして無事潜入できます。ダイアナも招待されたご婦人の衣装を借りて会場に入ります。
スティーブ(クリス・パイン)はマル博士に、多くの犠牲者を出すことはやめるよう言いますが、ルーデンドルフに心酔する彼女は聞く耳をもちません。ダイアナは青いドレスで、背中に剣を背負って、ルーデンドルフに近づきギリシア神話の神々の話をした後、斬りかかろうとしますがスティーブに止められます。
ここでルーデンドルフを殺せば、毒ガス散布を止められなくなると、スティーブは言いますが、ダイアナは振り切って追います。その時、大砲の音が聞こえて、村へ毒ガス兵器が発射されます。ダイアナはドレスを脱ぎ捨て、馬で村へ入りますが、村人は全滅してます。ダイアナに毒ガスはききません。
追ってきたスティーブは毒ガスで村に近づけませんが、出てきたダイアナに「あなたがアレスを殺すのを妨害したから、村人が殺された」と非難されます。その時、発煙筒が上がり、ルーデンドルフが戻った兵器工場の場所がわかったため、ダイアナは馬で、スティーブはバイクで向かいます。
ワンダーウーマン(ガル・ガドット)はあっという間にドイツ基地に侵入して、ルーデンドルフを見つけ、発砲されても銃弾を鉄砲に跳ね返します。そこでルーデンドルフはパワー強化ガスを吸い、剣をとってワンダーウーマンと互角に戦います。しかし最後は真実の投げ縄で空中から叩きつけて、剣で刺します。
『ワンダーウーマン』ネタバレ結末や考察/ラストシーン
しかしアレスだと思ったルーデンドルフを倒しても、ドイツ軍の毒ガス積み込みは止まりません。スティーブは「人間こそが戦争をまねいている。今それを止めるのを手伝ってほしい」と言いますが、混乱するダイアナは付いてこないため、スティーブはチャリーらと共に毒ガス輸送を阻止しようとします。
それを見守るダイアナの前にパトリック卿が現れ、全てを裏で操ってた「アレス」本人だと告白します。ワンダーウーマンは神殺しの剣ゴッドキラーで斬りつけると、アレスの手のひらで消滅し、それでは神は殺せないと言われます。アレス「神を殺せるのは神だけ。つまりアマゾン女王とゼウス神との間に産まれたおまえだけだ」
ついにアレスが登場します。というか実在したことがわかります。正体がパトリック卿だったのは、あまりに存在感なかったので、誰かわかりません。それに意表をつかれたと思うほどの人物でもないため、マル博士の別の人格がアレスだった、とかにした方が面白く感じれたかもしれません。
真実の投げ縄に縛られたアレスは語ります。アレスは戦争の神ではなく、真実の神です。世界を我がものとし争いを続ける人間に1人では対抗できず、彼らの耳に化学式や武器のアイデアをささやき自滅させようとしますが、それでも十分ではなく、ダイアナと神2人でなら楽園を復活できると誘います。
しかしダイアナは拒絶し、真実の投げ縄ごとふっ飛ばされます。そしてワンダーウーマンとアレスは、ゼウスの子であり兄妹でもありますが超人バトルを繰り広げます。アレスの超常パワーは強烈ですが、ワンダーウーマンの方が戦闘には慣れてる感じです。
一方、毒ガス兵器が積まれた飛行機が飛び立ちそうですが、チャーリーらに援護してもらい、スティーブが走り出します。アレスが爆発させた火薬の衝撃でふっ飛ばされてきたダイアナに何か告げますが、彼女は爆発音で耳が聞こえません。スティーブは話し終えると飛行機に飛び乗り、ドイツ兵を倒します。
ワンダーウーマンは、神の姿になったアレスに押されぎみで、金属板で縛られます。上空ではスティーブが陸から離れた海の上で覚悟を決め、水素性で可燃性の毒ガスを自分ごと爆発させます。それを見てたワンダーウーマンは「スティーブ」と叫んで、覚醒したようにドイツ兵たちを一瞬で倒します。
アレスは、スティーブが死んだ原因となったマル博士をワンダーウーマンの目の前へ連れてきて「彼女に同情の余地はないはず」と言うと、ワンダーウーマンは戦車を持ち上げて殺そうとします。そこで先程の言葉が聞こえます。スティーブ「私は『今』を救い、あなたは『世界』を救うのです。時間がもっとほしかった。愛してる」
ワンダーウーマンは「愛」に目覚め戦車を降ろし、突っ込んでくるアレスを強力な力でぶっとばし、アレスが放つ稲妻を鉄の腕輪で防いで取り込み、高くジャンプして上空からワンダーポーズで一気にエネルギーを放出して、兄アレスを消滅させます。チャーリー、サミーアらは無事です。
こうして長引いた第一次世界大戦も終わり、イギリスでも人々は愛する人と抱き合います。チームメンバーと合流したダイアナは、戦死者の写真からスティーブを見つけ出し、涙して去ります。ダイアナは人間には「善」「悪」の両面があり選択しながら生きてて「愛」だけが世界を救えることを知ります。
現在、スティーブらと共に映った写真を手に入れたダイアナは、最後にスティーブに言われたように、世界を救うために永遠に戦い続けると決めたのです。ダイアナが愛を知って強くなり、『バットマン vs スーパーマン』に登場するまでの物語なので、ぜひ1度は観ることをおすすめします!
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『ワンダーウーマン』シリーズ順番・映画ランキングや映画賞
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