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映画『メアリと魔女の花』評価まとめやネタバレあらすじ感想/ジブリふたたび?悪いのは花や技術でなく人

  • SF/ファンタジー
  • アドベンチャー
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メアリと魔女の花
  • 平均評価 ★★★★★66/100
  • 日本興行収入 32.9億円
  • 日本公開 2017.7.8
  • 上映時間 102分 予告

『メアリと魔女の花』あらすじ(ネタバレなし)

赤い館に引っ越してきたメアリ・スミスは退屈な日々を過ごしてるが、黒猫に付いて行くとスズランのような輝く花を見つける。翌日見つけたほうきを手にすると空を飛んで、エンドア大学という魔法使いの学校に迷い込み、メアリは赤毛や能力を賞賛されていい気になる。しかし見つけた花は世界の秩序をおびやかすほどの魔力を秘めていて...

メアリと魔女の花の予告動画

『メアリと魔女の花』評価まとめや作品情報

興行成績、公開日、上映時間などは↑に掲載してます。
DVD/Blu-rayレンタル開始日,発売日
2018.3.20(販売中
原題/英題
Mary and The Witch's Flower
映倫区分
日本: G/一般
映画監督
米林宏昌
主な出演者
杉咲花、神木隆之介、天海祐希、小日向文世、満島ひかり、大竹しのぶ
配給/製作
(C)東宝、スタジオポノック
レビューサイト平均評価 ★★★★★66/100換算

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『メアリと魔女の花』ネタバレあらすじや結末

赤毛の魔女が何かを奪って、魔法のほうきで空を飛んで逃げのびます。数十年後、赤毛の少女メアリは、大叔母シャーロット(声:リンダ・バロン。大竹しのぶ)が住む赤い館に引っ越してくるが、友達もおらずTVもゲームもないので退屈します。黒猫を追いかけて森へ入ると、輝くすずらんのような花を見つけます。

花は7年毎に咲く「夜間飛行」です。見つけたほうきが夜間飛行に反応し、魔法のほうきとなり、メアリを雲の中の魔女の国のエンドア大学まで連れて行きます。そこで校長マダム・マンブルチューク(声:ケイト・ウィンスレット。天海祐希)とドクター・デイ(声:ジム・ブロードベント。小日向文世)に出会います。

メアリは赤毛や能力をほめられて有頂天になり、魔法の呪文書「呪文の神髄」を盗んだことがバレないよう、1,2度会っただけの少年ピーターの住所を校長に渡します。校長はピーターを人質にメアリを呼び出し、夜間飛行を奪って牢屋に閉じこめます。そこには変身魔法の犠牲動物達も閉じこめられてます。

『メアリと魔女の花』ネタバレ結末やラストシーン

メアリは呪文の神髄の「すべての魔法を解く魔法」を唱えて動物達を逃すが、ピーターはメアリを逃して捕らえられます。メアリはほうきに、かつての赤毛の魔女の家へ連れてこられ、鏡で交信する大おばシャーロットに大学での過去を知らされ夜間飛行を受け取り、魔法のほうきで魔女の国へ戻ります。

魔法のほうきが途中で折れるが、解放した動物たちが助けてくれエンドア大学へたどり着けます。そこでピーターを触媒にして夜間飛行を使い「世界中の人が魔法を使える」ようにする実験が失敗し暴走します。メアリはピーターの夜間飛行の力で「全ての魔法を解除」して、一緒に元の世界へ戻ります。

メアリと魔女の花

『メアリと魔女の花』私のネタバレ感想や考察・評価レビュー

ゆめぴょんの感想・評価 ★★★★★59点/100(60が平均)

スタジオジブリが解体され、その制作陣が再集結した「スタジオポノック」初の長編アニメーション映画で『借りぐらしのアリエッティ』『思い出のマーニー』を監督した米林宏昌が、イギリスの女性作家メアリー・スチュアート著『The Little Broomstick』を原作とし制作したファンタジー・アドベンチャーです。

キャッチコピーの「魔女、ふたたび。」からも連想できるとおり『魔女の宅急便』を思い出させるシーンが満載で、テーマや舞台は『天空の城ラピュタ』のオマージュのようにも見えます。あまりにもジブリ映画の既視感があるためパクリ映画と言う人もいますが、呪縛から抜けられないのと「ジブリ」の看板を使いたい気持ちが入り混じってるように感じます。

私の感想と評価は、アニメ映像の美しさや冒頭のアバンタイトル(花?種?を盗んで逃げる場面)でいきなり期待値を超えてきたけど、そこがピークでした。メアリのドジっ子感や心情を声に出したり退屈する様子は観てる方も退屈で、メアリの行動がラストまで一貫性なく成長も感じずワクワク感ないのが残念です。

テーマは「巨大な魔法科学で世界を急激に変えようとするのは間違い」でしょうか。見どころは、やはり作画の美しさや躍動感の表現と冒頭の導入シーンです。だから予告編を見ると期待しか感じられません。しかしその後のストーリーは既視感だらけで、演出も雑な場面が多いと思います。

例えば、庭師ゼベディすら知ってる強力な魔女の花「夜間飛行」が数十年間も放置状態で、誰も探さず?誰(シャーロットも?)も守らず、国家間で奪い合いすら起こってないのは不思議です。また、メアリの赤毛や立派な使い魔の黒猫ティブが伏線のように語られるけど、結局なんでもないのはがっかりです。

エンドア大学を案内される場面は少しワクワク感ありますが、生徒たちも他の教師陣もそれ以降は出てこないので、校長マダム・マンブルチューク(声:ケイト・ウィンスレット。天海祐希)とドクター・デイ(声:ジム・ブロードベント。小日向文世)だけの悪役コンビにした方が分かりやすかったと思います。

動物や人間の子どもにあれだけひどい仕打ちをしたのだから、今まのでジブリ映画なら「死んで償う」展開もありだと感じたし、ピーターがあっさり普通の姿に戻ったのも現実味がなく軽薄に感じます。「すべての魔法を無効にする魔法」こそが「映画をご都合主義にしてダメにした魔法」だと思いました。

メアリがほとんど成長しないのに事件解決するのも納得感なしです。大学のフラナガン(声:ユエン・ブレムナー。佐藤二朗)が最後まで「ほうき持って来てくれる便利キャラ」で終わったのも謎すぎます。声優を使わず俳優を起用してるのもジブリを継承してますが、特にゼベディの声はあってなかったです。

ストーリーで良かった点は、大叔母のシャーロット(声:リンダ・バロン。大竹しのぶ)が実は昔、赤毛の優秀な魔法使いで魔女の花の種を盗んで逃走したとわかる鏡の場面です。普通の人間のメアリが魔女の花「夜間飛行」を使った時だけ強力な魔法使いになるという設定も共感しやすいです。

ラストで校長とドクターが夜間飛行とピーターで「世界中の人が魔法を使える」ように試みて制御できず暴走させますが、まさに「原発のメルトダウン」を連想させます。超技術が人を不幸にするというテーマは『風の谷のナウシカ』『天空の城ラピュタ』以降、ジブリが描いてきたものです。

ただ最近の『風立ちぬ』などは科学技術の素晴らしさを描いてたりもするので、本作のように完全に否定して暴走させるのはジブリ的には逆行してるようにも感じます。しかも上でも書いたけど、暴走後に誰も犠牲にならないのも、ゆるすぎて教訓になりえない気がします。

メアリが家に何度も帰ったり、ほうきから何度も落ちそうになったりと、同じようなシーンが繰り返されたり、メアリに独り言が多かったりするのは、映画を見慣れた大人にとってはツッコミどころですが、小さなお子さんにはウケそうです。大学の様子はハリーポッターシリーズに似てて好みです。

米林宏昌監督やスタジオポノックのデビュー作としては、興行収入にも厳しい評価を下されたわけですが、新海誠監督も『君の名は。』でやっと大衆ヒットしたわけだから、2作目、3作目と面白い作品を作り続けてほしいし、次作こそ期待したいと思います!

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