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ネタバレ『ベイマックス』あらすじ感想や評価まとめ/ケア・ロボットは兄弟に愛を学び究極選択

ベイマックス
  • 平均評価 ★★★★★78/100
  • 日本興行収入 91.8億円
  • 世界興行収入 6.5億US$
  • 日本公開 2014.12.20
  • 上映時間 102分 予告

『ベイマックス』あらすじ(ネタバレなし)

ディズニーアニメ映画アカデミー賞で長編アニメーション賞を受賞。未来都市サンフランソウキョウで、14歳の天才少年ヒロは、非合法のロボットファイトに夢中だった。兄タダシはそんなヒロを、自身の大学に連れて行き、刺激を受けたヒロは飛び級入学に挑み、キャラハン教授に許可される。しかし直後の事故で、タダシは帰らぬ人となった。ヒロは殻に閉じこもるが、タダシが開発したケア・ロボットのベイマックスにより、元気を取り戻していく。そして、兄の死の原因を探りはじめると...(ネタバレあらすじ↓)

ベイマックスの予告動画

映画『ベイマックス』評価まとめや作品情報

興行成績、公開日、上映時間などは↑に掲載してます。
原題/英題
Big Hero 6
製作国
アメリカ(2014.11.7公開)
映倫区分
日本: G、USA: PG
映画監督
ドン・ホール、クリス・ウィリアムズ
キャスト/出演者
スコット・アツィット、ライアン・ポッター、T・J・ミラー、ジェイミー・チャン、デイモン・ウェイアンズ・Jr.
製作費
約US$ 165,000,000(約182億円)
配給/製作
(C)Walt Disney Studios Motion Pictures、Walt Disney Animation Studio、Walt Disney Pictures
レビューサイト平均評価 ★★★★★78/100換算

この先はネタバレのあらすじや感想なので注意です。関連映画はディズニーアニメ映画一覧などでさがしてみてくださいね。

ネタバレあらすじや感想『ベイマックス』考察・評価・レビュー

★★★★★ 72点/100(60が平均)

『ベイマックス』ネタバレ感想の総括

アナと雪の女王』が大ヒットした次のディズニーアニメ新作ですが、期待を裏切らないくらいヒットしました。個人的には、シンプルストーリーのアナ雪よりも『ベイマックス』の方が好きですが、ミュージカルが好きな人はアナ雪の方でしょうね。

『ベイマックス』はマーベルのアメコミ・ヒーローものが原作なので、ディズニーにしてはアクションや戦闘シーンが多いです。でもケア・ロボットのベイマックスは開発者タダシの意志をついで、戦うことよりも人の心や体の傷を癒やす大切さを教えてくれます。

アナ雪での姉妹愛も引き継がれて、ヒロとタダシの兄弟愛、ヒロとベイマックスやBIG HERO6との友情などが描かれます。科学の面白さを子どもに伝えることも出来るかもしれません。DIYでは『アイアンマン』も思い出しました。後半が戦闘だらけなのは少し残念ですが、ラストは感動でした。

この映画のおすすめ、7つのポイント

  • 天才科学少年ヒロの成長の物語
  • ベイマックスがかわいすぎる
  • 日本的な要素が盛りだくさん
  • 科学やおたくへのリスペクト
  • 戦隊もの特撮のような戦闘
  • ラストでベイマックスに泣かされる
  • 子どもや家族と一緒に楽しめる

少し残念?つっこみどころ、5つのポイント

  • 近未来といえど魔法なみの科学力
  • 資金面を無視した研究開発
  • 中途半端な戦隊ものアクション
  • アビゲイルは飲食どうしてた?
  • 泣ける結末なのにラストで台無し

『ベイマックス』あらすじにそってネタバレ感想

サンフランシスコと東京が融合したような近未来の街サンフランソウキョウで、両親を亡くしたヒロは、兄タダシと叔母キャスと一緒に暮らしています。ヒロは高校を飛び級できるほど優秀ですが、目標もなく非合法の賭博ロボット・ファイトに夢中です。『リアル・スティール』に似てます。

それを見かねた兄のタダシは、自分も通う工科大学へヒロを連れて行きます。そこで科学おたく達の発明品や、タダシが開発中の白い風船状のケア・ロボットのベイマックスに興味をもったヒロは、ロバート・キャラハン教授に「賭博ファイト程度ではないロボット工学を学びたいなら、私のもとへ来なさい」と言われます。

ヒロは大学のおたく達の協力や、タダシの「視点を変えてみろ」の助言などをもとに、研究発表会では独創的な発明「マイクロボット」を披露して、見事キャラハン教授から入学を許可されます。しかし直後に会場が爆発して、キャラハン教授を助けに行ったタダシもマイクロボットも教授も失ってしまいます。

原作はマーベル原作のアメコミ「Big Hero 6」ですが、欧米でもあまり知られてないマイナー作品だったのを、ディズニーがマーベルを傘下におさめた後に掘り出したそうです。日本リスペクト満載で、主人公兄弟の名前も日本人ですし、街並みにも日本語の看板などがたくさん見られます。

工科大学での研究室は、技術大国(ロボットは弱いが)だった日本や、おたくが文化をリードする秋葉原を表現してるようで、これを見た子どもらも理系へ憧れを持ってほしいです。ただいくら天才でも、たった1人でマイクロボットを作るというのは現実離れしすぎな気もします。タダシの死は突然すぎて、結末見るまで信じられませんでした。

ヒロは悲しみにくれて引きこもりますが、「痛い」の言葉に反応したケア・ロボットのベイマックスが起動して、ヒロの心の傷を癒そうとします。そして突然動き出したマイクロボットの1片の反応をたよりに、マイクロボットを製造中の工場を発見します。そこで仮面の男に襲われますが、なんとか逃げ帰ります。

仮面の男が火事の犯人だと推理したヒロは、ベイマックスに空手プログラムを組み込み、戦闘用スーツを装着して再戦を挑みます。しかしそれでも全く歯がたたずで、大学の科学おたく達がベイマックスからのメールを見てかけつけてくれなければ、やられてたでしょう。

一同はテント生活だと思われてたフレッドの豪邸へ招かれ、作戦会議し、それぞれのロボットを仮面の男を倒せるように研究室でバージョンアップしました。ベイマックスも含む6人は「Big Hero 6(ビッグヒーロー6)」となります。ヒロは仮面の男を、アリステア・クレイだと確信します。

クレイは技術会社クレイテックの社長で、ヒロの大学発表会後にマイクロボットの権利を求めてきた人物で、ヒロが断ったので腹を立てて火事を起こしたと考えられます。ヒロによりバージョンアップされたベイマックスは空も飛べ、多数の人物スキャンも可能になり、サンフランソウキョウの離れ島に仮面の男を発見します。

ベイマックスがかわいすぎます。愛するものを殺されたとはいえ、平和を愛するロボットを戦闘用にするのは、ディズニーアニメとしては思い切った方向性です。しかも1人が相手なのに、6人で戦いを挑むのは武士道に反しないのでしょうか。でも、戦隊モノや友情漫画って、1人を複数人で倒しますね。

復讐に燃えるヒロは、仮面の男を追いつめて、仮面をとることに成功します。その正体とは、クレイではなく、なんと死んだはずのキャラハン教授でした。火事の中でマイクロボットをシェルターにして助かった教授は、結果的にタダシを見殺しにしたのです。激怒したヒロは、ベイマックスのケアチップを抜いて攻撃させます。

しかし人を癒やすためにベイマックスを開発したタダシの気持ちを知っている仲間たちは、ケアカードを再挿入して暴走を止めます。教授に逃げられたヒロはがっかりしますが、ベイマックスを開発中のタダシの記録映像を見て、ヒロ自身も人を助けたいと思うようになります

また孤島のクレイテックの研究施設の録画映像から、クレイが瞬間移動転送装置を開発していて、実験中に失敗してキャラハン教授の娘アビゲイルを異空間に転送してしまい消息不明になったこともわかりました。だから教授はマイクロボットを利用して、クレイへ復讐するつもりなのです。

『ベイマックス』ネタバレ結末/ラストシーン

キャラハン教授は、クレイテックの新社屋パーティー会場で、修理した転送装置を作動させ、クレイ本人もろとも異空間に吸い込ませようとします。しかしヒロはタダシの「発想を転換しろ」を思い出して、Big Hero 6でマイクロボットを攻撃して異空間に吸い込ませ、教授もおさえて事態は収集へ向かいます。

しかしその時、異空間の中から生体反応が見つかり、ヒロとベイマックスは助けに行きます。それは教授の娘アビゲイルで、生きていたのです。無事に助けて3人で脱出をはかりますが、異空間に吸い込まれる破片からヒロらを守って、ベイマックスは飛行能力が低下して出口まで飛べなくなってしまいます。

ベイマックスは、ヒロとアビゲイルをロケットパンチで出口まで飛ばして、自分は異空間の奥へ消えていきます。兄弟ともに愛されて最後まで人を救うことだけを考えたベイマックスは、究極の人助けである自己犠牲を選んだのです。ケア・ロボットとしてこれ以上に優秀なのは開発できないでしょう。

ヒロは大学へ通いはじめ、ビッグヒーロー6の仲間と悲しみを乗り越えますが、ある日、ロケットパンチが握りしめるチップを見つけ、それを使ってベイマックスの復活に成功します。そして今日も、BIG HERO 6はサンフランソウキョウを守ります。

これだけ未来なら、ロボットのデータバックアップはクラウドなどに保存されてて当然だと思いますが、大容量とセキュリティの関係でチップ保存しかないと考えることにします。でもチップがあるなら、ベイマックスは何体でも作れそうで、大量生産すれば生活にこまらないくらい稼げそうな気がします。

ベイマックスが選んだ結末の自己犠牲には泣けますが、ラストで復活するのは余計だと感じました。結局アビゲイルも何を食べてたか謎ですが生きてたし、本当の意味で死んだのはタダシだけです。ディズニーアニメは主要人物が死なないので、子どもにも安心して見せられるんでしょうね。

エンドロール後、フレッドが父の部屋を見つけて入ると、なんと父もスーパーヒーローだったことがわかります。そしてそこにフレッドの父が帰ってきて、親子の絆を深めます。ちなみにこの父親のモデルや声は、スタン・リーが演じています。アメコミファンでは有名なマーベル原作者です。

マーベルのアメコミもディズニーがアニメ化すると、こんなに笑えて感動できる物語になるんですね。予告動画で想像するよりもアクションが多めです。多くの人に、ぜひ1度は観ることをおすすめしたいです!

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