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ネタバレ『ズートピア』あらすじ感想や評価まとめ/あきらめない心!無意識の差別も注意

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ズートピア
  • 平均評価 ★★★★★82/100
  • 日本興行収入 76.3億円
  • 世界興行収入 10.2億US$
  • 日本公開 2016.4.23
  • 上映時間 109分 予告

『ズートピア』あらすじ(ネタバレなし)

ディズニーアニメ映画第89回アカデミー賞で長編アニメ賞を受賞。第40回日本アカデミー賞で優秀賞。動物たちが差別なく快適に暮らす世界で、少女ジュディは、ウサギでは初めての警察官を目指していたが、両親は人参を作るべきだと言う。キツネにもいじめられる。15年後、ジュディは努力の結果、ウサギ警察官として、大都会ズートピアで働くことになる。しかし仕事は駐車違反の取締り。一方、ズートピアでは行方不明者が続出し、捜査は進んでいなかった。ジュディは偶然知り合ったキツネの詐欺師ニックとともに、この事件を調べるのだが...(ネタバレあらすじ↓)

ズートピアの予告動画

映画『ズートピア』評価まとめや作品情報

興行成績、公開日、上映時間などは↑に掲載してます。
原題/英題
Zootopia
製作国
アメリカ(2016.3.4公開)
映倫区分
日本: G、USA: PG
映画監督
バイロン・ハワード、リッチ・ムーア
キャスト/出演者
ジニファー・グッドウィン、ジェイソン・ベイトマン、イドリス・エルバ、ネイト・トレンス、J・K・シモンズ
製作費
約US$ 150,000,000(約165億円)
配給/製作
(C)Walt Disney Studios Motion Pictures、Walt Disney Pictures、ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ
レビューサイト平均評価 ★★★★★82/100換算

この先はネタバレのあらすじや感想なので注意です。関連映画はディズニーアニメ映画一覧などでさがしてみてくださいね。

ネタバレあらすじや感想『ズートピア』考察・評価・レビュー

★★★★★ 76点/100(60が平均)

『ズートピア』は、ディズニーのオリジナルアニメ映画です。警察官には向いていない動物の、うさぎときつねがバディになって、ズートピアで起こってる失踪事件について調べていきます。かわいい動物がたくさん出てきます。努力の大切さや差別についても考えさせられます。

この映画のおすすめ、6つのポイント

  • 動物たちが特徴的でかわいい
  • 努力すれば何にでもなれる
  • 仲良くなかった人ともわかりあえる
  • 無意識の差別に注意
  • 謎解き要素やラストでどんでん返し
  • 子どもや家族と安心して見れる

少し残念?つっこみどころ、4つのポイント

  • 映画の中にさえ差別を感じる部分がある
  • 「夜の遠吠え」の気づき方が残念
  • 肉食動物の食事は何?
  • 今後も肉食動物を凶暴化できるのでは?

『ズートピア』ネタバレ感想や結末

『ズートピア』は、ディズニー映画らしい内容で、ストーリーに無駄がなくわかりやすく、キャラクターも特徴的で面白くて、努力して成長していくサクセスストーリーです。バディとケンカして仲直りして、事件も解決して、差別はいけないよというテーマも掲げて完璧に近いです。

うさぎのジュディが努力して警察学校を主席で卒業したり、ずるがしこいとレッテルを貼られていた、きつねのニックが警察官になったりするのは、あきらめないことの大切さを教えてくれます。

しかしこの映画は、あまりによく出来すぎてるため、とんがってる部分が目立たなくて、見終わってしばらく経つとあまり印象に残りませんでした。なまけもののシーンだけは、覚えていますが。

いくら口で「差別はダメ」と言っても、みんな理解はしてるけど、心の深い部分では自分より劣る人を探して安心してる気がします。現実的にも差別を解消するには、ジュディのような先駆者のがんばりや働きや結果によってのみ、なされるのでしょう。

キャラクターを動物にすることによって、差別表現はやわらかくなっていますが、人間以上に種族間の違いが大きいため、あたりさわりない動物だけが選ばれてる感じがしました。例えばニワトリは出てこないので、チキンは食べられてる可能性があります。

他にも職業差別的な表現が出てくるのは気になります。例えば、ジュディが最初に「駐車違反の取締り」を命じられますが、この仕事を事件捜査よりも低く見るのは「職業差別」です。ジュディの、やりたい仕事の優先順位だと見ることもできますが。

ジュディは記者会見で、無意識的に肉食動物を差別してしまい、自分の心の中にも差別心があることに気づいて警官をやめます。こういう逆説的な展開はディズニー映画によくあります。自分の内面にもダークサイドがあることに気づいたりします。

それ以後、ズートピアではジュディの発言をマスコミが利用して、肉食動物の追い出し運動が起こります。ジュディは故郷へ逃げ帰ってニンジン作りを手伝うのではなく、この追い出し運動を止める努力をすべきだったと思います。

『ズートピア』で最も印象に残った動物はナマケモノです。公務員の仕事がおそいってのは、アメリカでも共通なんですね。マフィアのボスのミスター・ビッグが、小さなトガリネズミだったことも印象深いです。シロクマがその部下なんですね。

『ズートピア』ネタバレ結末/ラストシーン

ジュディは偶然、故郷のキツネのギデオン・クレイに「夜の遠吠え」と呼ばれる花の存在を聞き、それを口にすると草食のウサギでさえも凶暴化することを知ります。この展開はあまりにも都合良すぎます。できれば自分で調査して見つけてほしかったです。

ジュディがニックにあやまって、ニックがペンでまねするシーンは好きです。そして実行犯のヒツジのダグにたどり着き、黒幕のベルウェザー市長が姿を現します。賢い黒幕なら、ここでも姿を現さないと思いますが。

『ズートピア』では、うさぎやきつね等の種族の差別だけでなく、大きな分類である肉食と草食の間での差別が重要になっています。一見すると、肉食動物は草食動物を力でねじふせて捕食するため悪者に見えますが、逆の差別も語っています。

すなわち、少数の肉食動物が捕食をやめてしまった世界では、大多数を占める草食動物の方が数で勝るため有利になるのです。例えば選挙でも肉食動物は、圧倒的に不利です。だからこそライオンハート市長は、草食のヒツジ票を勝ち取るため、ヒツジを副市長にしたのです。

ところで、ズートピアの肉食動物は一体何を食べて生きてるのでしょうか。動物性タンパク質を取らないとダメだろうから、魚か鳥か卵?それとも大豆やドッグフードみたいなので代用でしょうか。『カンフー・パンダ』『マダガスカル』でも同じ問題が生じますが。

こんな感じで見る人によっていろいろ考えられるのは、良い映画の証拠です。特に「あきらめないこと」「差別はダメ」ということについて、あらためて考える機会にもなると思います。多くの人に観てほしい、おすすめしたい映画です!

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