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映画『シュガーラッシュ2オンライン』評価は?感想ネタバレあらすじ/友達か夢か?元ネタやディズニープリンセス一覧

映画 シュガーラッシュ2オンライン
タイトル/邦題 シュガーラッシュ2オンライン
日本公開 2018.12.21 [予告↓]上映時間 113分
映倫区分日本 G(年齢制限なし)USA PG
製作国アメリカ
原題/英題Ralph Breaks the Internet
映画監督リッチ・ムーア、フィル・ジョンストン
キャスト
出演者
ジョン・C・ライリー(山寺宏一 )、サラ・シルバーマン(諸星すみれ )、ガル・ガドット(菜々緒 )、タラジ・P・ヘンソン(浅野まゆみ)、イディナ・メンゼル(松たか子)、マンディ・ムーア(中川翔子)、ケリー・マクドナルド(大島優子)、ティム・アレン(所ジョージ)、マイケル・ジアッチーノ(HIKAKIN)
配給/製作(C)ディズニー/ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ、ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ
シリーズ/関連ディズニーアニメ映画
日本興行収入38.6億円
世界興行収入5.2億US$(約582億円)
製作費1.75億US$(約192.5億円)
参考公式サイトWiki世界興行収入
平均評価★★★★★73私の評価★★★★★70
DVDブルーレイ 発売日/レンタル開始日 2019.4.24
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映画『シュガーラッシュ2オンライン』概要とあらすじ(ネタバレなし)

ディズニーアニメ映画前作からずっと一緒のヴァネロペとラルフは、ゲーム機シュガーラッシュ復活のためオンライン世界へ入ります。ヴァネロペはディズニープリンセス14人と話してある重大な決断を...。友情は終わり?元ネタわかる?(ネタバレあらすじ↓)

『シュガーラッシュ2オンライン』予告動画

『シュガーラッシュ2オンライン』ネタバレあらすじ

この先はネタバレありのあらすじです。続編前作や関連映画は、ディズニーアニメ映画一覧も参考にしてください。

前作『シュガーラッシュ』で親友になった「フィックスイットフェリックス」の悪役ラルフ(声優:ジョン・C・ライリー/山寺宏一)とレースゲーム「シュガーラッシュ」のプリンセスのヴァネロペ・フォン・シュウィーツ(サラ・シルバーマン/諸星すみれ)は、閉店後はいつも一緒です。

シュガーラッシュをオンラインで復活する方法とは?(ネタバレあらすじ)

シュガーラッシュのコースにあきたと言うヴァネロペのためにラルフは新コースを作るが、それが原因でゲームのハンドルが壊れてしまいます。eBayでも高額なのでコンセントを切られ、シュガーラッシュのキャラ達は他のゲームに引き取られていきます。

ラルフとヴァネロペはWi-Fiからインターネットに入り、検索エンジン「ノウズモア」からeBayへ移動し、シュガーラッシュのハンドルをオークションで高額落札します。お金のない2人は、JPスパムリーの広告をクリックしてゲームで稼ぐことにします。

オンラインゲーム「スローターレース」の赤い高級レースカーが高く売れるレアアイテムと聞いた2人は、持ち主シャンク(ガル・ガドット/菜々緒)一味から盗むが、激しいカーチェイスで追いつかれ失敗します。しかしヴァネロペは興奮が冷めません。

人気ユーチューバーで稼ぐ?プリンセス勢ぞろい?(ネタバレあらすじ)

シャンクはラルフの変顔を撮影し動画サイトBuzzTubeに投稿して、人気になれば大金を稼げると教えてくれます。バズチューブ運営者イエス(タラジ・P・ヘンソン/浅野まゆみ)の協力でラルフは動画で人気者となり「いいねハート」を大量獲得します。

ヴァネロペも協力するため、ポップアップ広告を人気サイト「ディズニー公式オーマイディズニー」へ売込みに行き、マーベル、ピクサー、スターウォーズの混在する場で、歴代ディズニープリンセス14人の部屋へ入り「ありのまま」で歌えと教えられます。

ラルフは誹謗中傷コメントで落ち込むが、目標金額が集まりeBayでハンドルを購入します。ヴァネロペは「スローターレースのレーサーになりたい」と歌いシャンクに相談します。それを聞いたラルフは嫉妬してゲーム内にウィルスをまきます。

『シュガーラッシュ2オンライン』ネタバレ結末と最後/ラスト

スローターレース内はヴァネロペの不具合が感染して崩壊し、インターネット全体にはラルフの「ともだちほしい」が感染して巨大ラルフとなり、ヴァネロペを捕らえます。ラルフが「離れても友達だし友の夢は理解する」と納得するとバグは消えます。

高層ビルから落下するラルフを、ディズニープリンセスが得意技を使って救います。ラルフはスローターレースへ入るヴァネロペを見送ります。ラルフは、元のゲームセンターからメッセージアプリでヴァネロペと伝言を交わし、離れても友情はそのままです。

エンドロール中と最後にはオマケ映像があります。まず「パンケーキとミルクシェイク」というウサギとネコが食べるゲームを幼少モアナ?がするのを、ラルフが手伝いウサギがパンクします。ラストは『アナと雪の女王2』の予告と見せかけてラルフが歌い「まだいるの?もう何もないよ」と言い終わります。

ネタバレ感想『シュガーラッシュ2オンライン』考察や評価レビュー

この先はネタバレありの感想考察です。続編前作や関連映画は、ディズニーアニメ映画一覧も参考にしてください。映画 シュガーラッシュ2オンライン

★★★★★ 70点/100(60が平均)

『シュガーラッシュ』がディズニー打表作でない理由とは?

前作『シュガー・ラッシュ』は日本でも興行収入30億円突破してるし、世界でも好調だったし、レビューサイトの評価も高めなので大成功ですが、ディズニー映画の代表作と聞く機会は少ない気がします。

その理由は、『シュガーラッシュ』の翌年から続いた『アナと雪の女王』『ベイマックス』『ズートピア』の巨大ヒットの裏に隠れてしまったせいだと思います。ちなみに、レビューサイトによっては平均評価はアナ雪よりシュガーラッシュの方が上です。

あと『シュガーラッシュ』はゲーム内が舞台なので、ゲームを全く体験したことのない例えば高齢者層などには食わず嫌いされた可能性も高そうです。レースゲームって何?と感じそうですし。それに比べるとアナ雪やズートピアは一般受けしやすそうです。

テーマは「親友でも意見や夢は一致しない」「子ばなれ」?

前作のテーマは「いじめ・マイノリティからの脱出」「夢をあきらめるな」でしたが、今回は「夢」実現にさらに踏み込んで「親友とでも夢の完全な共有は不可能。ありのままの自分と向き合って1人の新天地でも夢を目指そう」だと感じます。

その過程で、いつも一緒で大切な親友ラルフから、ヴァネロペは離れてがんばると決意します。「親友離れ」ですが「親離れ子離れ」「夢のための遠距離恋愛や単身赴任」のようにも感じられ、観る人のその時の境遇によっては涙することでしょう。

ラルフはなぜウィルスを仕掛けたのか?

ラルフはヴァネロペが自分から離れていくこと(子離れ)を受け入れられず、シャンクにも嫉妬やヤキモチのような感情を持ちます。その結果、バグあるゲーム「トロン」をヴァネロペが嫌がってたことを思い出し、ウィルスをまくことを思いついたのです。

ラルフは、JPスパムリーの知り合いのダブル・ダンからウィルスを仕入れて、オンラインゲーム「スローターレース」に侵入させ、ゲームからヴァネロペやシャンクを追い出すことに成功します。しかしラルフの心の闇のコピーバグが氾濫します。

この小さなラルフが巨大ラルフになる描写はかなり気持ち悪いです。合体した方がましです。ディズニーアニメはそういう描写をていねいに避けてきた印象があるのに配慮不足を感じますね。最後はラルフがストーカーやめると宣言してバグは消滅します。

でもバグはコピー時点のラルフなのだから、その後に本物ラルフが改心して消えるのはご都合主義と感じました。その違和感は、落下するラルフをあらゆる得意技でキャッチするディズニープリンセスたちの活躍に興奮してごまかされますが。

ポリコレ表現?男性や大人より女性や子どもは柔軟なのか?

最近は映画だけでなく多くの場やメディアで、ポリティカル・コレクトネス(差別・偏見が含まれていない言葉)通称ポリコレ表現を目にします。もともと男性社会だった映画業界では、差別と誤解されないよう過度にポリコレに傾く作品も増えています。

本作『シュガーラッシュ2オンライン』では、女子で子どものヴァネロペが「新しい刺激や世界を求めて」新天地での荒れたオンライン・レースゲームへ移ります。大人の男性であるラルフは「今のままの繰り返しでいい」と挑戦しようとしません。

現実世界の家族や会社等でもこの二極対立は起こりがちで、新しいが高リスクに挑んで取り返しのつかない失敗したり、昔の成功体験だけで新しいことに挑戦せず沈んでいく例も多いので正解はないけど、ヴァネロペの発想は資本主義では必須だと思います。

ただし本作はポリコレ的に「男性や大人は頭がかたい」という点を強調したいとは思いません。むしろラルフが「精神的にも大人」だったからこそ、最終的にヴァネロペの「子ばなれ」を支持できたのだと思います。立場が逆ならもっともめたでしょう。

ディズニープリンセスとは?

古いディズニー映画では、受け身の王女やプリンセスが自分の努力よりも王子キャラの出現によって救われ幸せになる物語が多いです。しかし最近の『プリンセスと魔法のキス』くらいから、運命を自分で切り開く女性が活躍するようになってます。

これは、女性が社会進出する時代の流れやポリコレの影響も強そうです。そして物思いにふけったり鏡や水をながめると、ライトが当たりミュージカル風に歌い出す映画もよく観ました。本作ではプリンセス達がそのことを自虐的に皮肉ってて面白いです。

そして「そばに強い男性がいる」というディズニープリンセスの条件を満たして、ヴァネロペが認められたのも自虐的ですが、歌を止めたヴァネロペにも驚きです。ディズニープリンセスがTシャツや私服の方が楽だというシーンも貴重ですね。

最後に落下するラルフを、ディズニープリンセスたちがそれぞれの得意技を使ってキャッチするシーンは、まるでアベンジャーズのようで楽しめるし、ファンサービスとしても最高です。

ディズニープリンセス一覧や他キャラの元ネタ一覧

ディズニー映画には、ディズニーアニメ映画だけでなく、ピクサー映画マーベル映画MCUスターウォーズシリーズなど強力なコンテンツがそろっています。

本作『シュガーラッシュ2オンライン』にはこれらのキャラもイースターエッグとして登場し、それ以外にも日本のTVゲーム界の有名キャラ達が多数出演しています。イースターエッグでの主要な登場キャラクターや元ネタをリスト化してみます。

『シュガーラッシュ2』登場ディズニープリンセス一覧

メリダだけが、ピクサー制作のアニメ映画なので「あの子は別のスタジオ出身(字幕や英語ではスコットランド出身)だからよくわからないの」と言われていましたね。

『シュガーラッシュ2』登場の有名キャラクター

他にも、2018年に亡くなったマーベルコミックスの偉大な原作者スタン・リーや、ガモーラ、ダースモールのアバターやアーロ、ソーのハンマー・ムジョルニア、キャプテン・アメリカの盾、XウィングとTIEファイターなども見られたようです。

インターネット世界では、Amazon/アマゾン、Google/グーグル、Facebook/フェイスブック、YouTube、楽天、インスタグラム、Spotify、eBay、Pinterest/ピンタレストなど有名ネット企業が本物ロゴで登場してます。

ちなみに、ストームトルーパーの日本語吹き替え声優は人気ユーチューバーのHIKAKINが挑戦したようです。一言だけなので違和感はなかったです。バズ・ライトイヤーは所ジョージ、ベビー・グルートは遠藤憲一です。

『シュガーラッシュ2オンライン』総括

ディズニープリンセス、マーベル、ピクサー、スターウォーズなど強力なコンテンツのクロスオーバーで、本気を見せてきたディズニーは恐ろしいコンテンツ巨人になりつつあります。2019年はディズニー実写映画でも攻めてきます。

そして20世紀フォックスとの統合、ネット動画配信サービスへの参入で子どもいない家庭にも入りこんできます。『シュガーラッシュ2オンライン』は、そんなディズニー無双のスタートを切る先兵のようにも感じます。プリンセスの古い慣習すら自虐して。

ただ、イースターエッグ(元ネタあるパロディ等)は最高ですが、ストーリーの展開は観てる子どもすら置いてけぼりにしそうで気になります。最後もヴァネロペが夢を実現するのは素晴らしいけど『シュガーラッシュ』に帰らないのは違和感あります。

シュガーラッシュのレーサー達が、フィックス・イット・フェリックスJr.とカルホーン軍曹の仲良し夫婦の子育てにより良い子になったのはうれしい展開ですが、主人公でプリンセスのヴァネロペが1度も顔を出さないのは無責任すぎます。

ラルフがヴァネロペを取り戻すためにウィルスをまくのも、やりすぎ感あるけど、現実世界のストーカー事件でも似たようなことが起こってるので納得できます。でも他の動画のいいねを盗んだ行為に罰則ないのは、教育上もよくないとです。

「スローターレース」のシャンクは、クールでかっこよくて、ヴァネロペとのレースっぷりだけでも『シュガーラッシュ2オンライン』を観た価値はあります。「ワイルドスピードシリーズ」ファンは、ガルガドット演じるジゼルを思い出せたでしょうね。

新ディズニーとして大きく生まれ変わろうという意欲は十分に感じられるけど、旧ディズニーの歴史や成功体験やテンプレを越えようとして、かなり強引に無理した一歩を踏み込んだような作品に仕上がっています。個人的には『前作』ちょい超えで好きな方です!

続編前作や関連映画は、ディズニーアニメ映画一覧も参考にしてください。

『シュガーラッシュ2オンライン』シリーズ順番・映画ランキングや映画賞

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ゆめぴょん(仮名・管理人/執筆/映画好き)
ゆめぴょん@ピクシーン
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