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映画『アフターショック』感想ネタバレ評価あらすじ/生き残れ!巨大地震より恐いのは人間

更新
映画 アフターショック
タイトル/邦題 アフターショック
日本公開 2013.10.26 予告↓上映時間 89分
映倫区分日本 R18+(18歳以上)USA R
参考世界興行収入Wiki
製作国アメリカ、チリ
原題/英題Aftershock
映画監督ニコラス・ロペス
キャスト
出演者
イーライ・ロス、アンドレア・オズファルト、アリエル・レビ
配給/製作(C)松竹、ディメンション・フィルムズ(USA)/Cross Creek Pictures、Dragonfly Entertainment、Sobras.com Producciones、Vertebra Films
製作費約US$ 2,000,000(約2億円)
平均評価★★★★★58私の評価★★★★★58
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『アフターショック』あらすじ(ネタバレなし)

アメリカ人のグリンゴとチリ人の友人アリエルとポヨの3人は、南米チリのサンチャゴに旅行にきて、ナイトクラブで知り合った3人の美女のナンパに成功。しかし直後に巨大地震が発生し、建物内は下敷きになった者、屋外は死体とがれきの山であふれた。しかも刑務所から脱走した凶悪犯が略奪や破壊を繰り返した。グリンゴたちは、生き延びようと行動するのだが...(ネタバレあらすじ↓)

『アフターショック』予告動画

ネタバレあらすじや感想『アフターショック』考察・評価レビュー

この先はネタバレありのあらすじや感想/考察です。他の映画はおすすめ映画ジャンル別も参考にしてください。映画 アフターショック

★★★★★ 58点/100(60が平均)

『アフターショック』は、金持ちアメリカ人がチリで豪遊中に巨大地震に襲われ、破壊された街や余震などから生き延びようとするが、本当にこわいのは人間だったという、パニック映画です。暴力も多く、救いもないので、気になる人は要注意です。

この映画のおすすめ、6つのポイント

  • 巨大地震後のパニックの恐さ
  • 地震よりこわいのは人間
  • 金が全ての世界と無価値な世界
  • 人助けや偽善の報いは死
  • 人を外見や印象で判断してはNG
  • 過去の罪による因果応報

少し残念?つっこみどころ、3つのポイント

  • 地震が起きるまでが長すぎる
  • 地震じたいはこわくない
  • 救いがない
  • 良心が報われる場面もほしかった

『アフターショック』ネタバレ感想

『アフターショック』というタイトルのとおり、巨大地震そのものよりも、震災直後のすさんだ人間による暴力の方が数倍おそろしいという内容です。人の心の闇をあつかったホラー映画として見ることもできそうです。

親のおかげで?金持ちなアメリカ人が、チリ旅行中に女性をナンパして、ナイトクラブなどで豪遊します。「グリンゴ」とはアメリカ人を悪く言う時に使う呼び方ですし、「ポヨ」とはチキンやニワトリ(頭の悪い代名詞)のことなので、名前からして皮肉です。

巨大地震が起きた直後、下敷きの人を助けようとしたアリエルは、片腕の手首を切り落としてしまい、逃げまどう人々に踏まれまくります。親切な掃除のおばちゃんに避難経路を教えてもらったら、マンホールから顔出したおばちゃんはトラックにひかれます。

もうこれ見ただけで、良いことをしても報われないどころか、死んでしまうのかと思いました。それでも心の底では、誰かの良い行いはきっと報われるはず、という期待をこめながら見続けました。

平時には何事もお金を積んで解決しようとしてたポヨですが、震災後にはお金が無価値になります。出血多量で弱ってるアリエルをケーブルカーに乗せてもらおうと頼むポヨも、やっとそれを理解します。しかしやっと乗せてもらえたのに、ケーブルカーは重量オーバー?で落下して全員?死亡してしまいます。

ケーブルカーの乗客は、結構太った人が多かった気がしますが、それすら皮肉になってるのでしょう。ここでもポヨの善行は報われませんでした。貧乏人も金持ちも犯罪者も、みんな平等に死んでしまいます。そこで威力を発揮するのが、肉体的な力や腕っぷしです。

刑務所も崩壊して、犯罪者たちが街にあふれ出ます。ナンパした女性たちと同行するグリンゴたちも追いかけられ、壁の下敷きになったグリンゴは、隠れた女性たちの居場所を自分の命ほしさに教えてしまいます。

これは最悪の選択ですが、グリンゴは自分が生き残ることを選んだのです。ところが、グリンゴも良心が邪魔して、最後は犯罪者たちに石をなげて抵抗してしまい、生きたまま焼かれてしまいます。

ポヨは助けた消防士らとともに、施錠された門の鍵を持つおばさんに助けをこいますが、おばさんは「囚人かもしれないから入れない」と断ります。仲間の中には入れてあげようとする人もいますが、おばさんはかたくなで、ポヨを撃って追っ払います。結果的にはこのエゴおばさんが正解でした。

弱ったポヨは囚人たちから逃げて隠れてる時に、携帯電話の着信音が鳴ってしまい、ばれて殺されてしまいます。電話をかけてきたのは、金づるだった父親というのも皮肉。豪遊させたのも父親、結果的に殺したのも父親です。

教会へ逃げ込み地下通路へ入る時、そこまで誘導してくれた神父さんがはしご落下で死んでしまいます。大怪我をしたカイリーを看病しようとする消防士ですが、体に囚人の印を見つけたカイリーは殺されます。

『アフターショック』ラストシーン/結末

最後に残ったのは、ナンパに否定的だったモニカというのも皮肉。余震の助けを借りて、消防士を殺した後、モニカが見つけたのはなんと、堕胎や流産による胎児(水子?)の墓でした。モニカは過去に堕胎の経験があり、悩んでたのでこれも皮肉ですね。

そしてこの地下通路トンネルは、母胎を象徴していることがわかります。この世に生まれてこれなかった胎児の代わりに、モニカ自身がトンネルの出口を抜けて、海の見える開けた場所へ出ます。トラウマの克服を象徴しているのかと思いました。

しかし制作陣は結末まで全く容赦なかったです。ラストでは、地震か余震による大津波によって、モニカも流されてしまう寸前で映画は終わります。堕胎による罪をつぐなわされたと、とらえることもできそうです。または生まれて外へ出ても苦しいよ!という戒めでしょうか。

このように救いがないどころか、良い行いをした者は、みんな死んでしまうという、心がすさみそうな映画です。しかし地震よりこわいのは人間だということを、痛いほど知ることができるので、1度は観ることをおすすめしたいです!

他の映画はおすすめ映画ジャンル別も参考にしてください。

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ゆめぴょん(仮名・管理人/執筆/映画好き)
ゆめぴょん@ピクシーン
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